その後大きな変化が起きたのは発病から9年目の2005年の定期外来。
通常の血液検査をしたところ白血球が大幅に減少しており精密検査が必要と診断されマルクを行う。
結果は血液を作る細胞が以前よりかなり少なくなっており(油分だけが目立つ)このまま行けば長く生存するのは厳しくなっていくだろう・・・ということ
でATG治療と骨髄移植の説明をうける。
『骨髄移植』はあまりにも恐怖感を感じ、副作用の少ない『ATG』を選択しましたが、自分の場合発病からかなりの年月が経っており効き目がうすいといわれるも、骨髄移植よりは・・・と思い『ウマ』ATG治療を選択。
治療方法はいろいろと詳しい資料やインターネットなどで閲覧できると思うのでここでは触れないが、治療を受けた感想としてはATG注入4日間のうち1日だけ吐き気を感じたのと、血小板輸血を行いアレルギー反応が出て全身に発疹が出たりしたものの予想していたよりも楽だった。
入院は1ヶ月半位して退院後すぐも復職も出来た。
ATG治療後は『ネオーラル』を服用し通院観察を続けてきた。
ATGの効果は半年で出ると言われるも、私の場合発病から年月が過ぎていたこともありウマATGの効果は点数にして20点位の評価しか出なかった。
ウマATG治療からちょうど一年後、血液検査の数値を見直してみると白血球もヘモグロビンも血小板も減少傾向で更なる治療が必要と言わたが、やはり骨髄移植は抵抗があり、次なる残された手段のは『ウサギ』ATGを試みる事になる。以前は『ウマATG』で成果が出なかったら再び『ウマATG』を行っていたらしいが、最近では『ウサギATG』治療を行うのが主流らしい。
ウサギATGは、若干の吐き気と黄疸がありウマATGよりも副作用はあったがキツイ治療ではなかった。
この治療によりヘモグロビンがこれまでの平均7.0から二桁の10.0まで上昇し回復に希望を覚えるもヘモグロビンは回復するも白血球と血小板は減少傾向にありここで担当医より重大な選択を迫らた。
『あらゆる治療をしても残念ながら回復せずこのままいけば長期生存は厳しいですね・・・早いうちにバンク登録して骨髄移植をするしかないですね』と言われた。
これまではいくつか治療の手段があったので気持ちの余裕もあったが、残るは骨髄移植しかないと思うとさすがに気持ちも落ち込みこれまでの自分の病気に対する認識の甘さを痛感した・・・。
●参考値●
・発病から5年目の数値
白血球 1800
ヘモグロビン 8.3
血小板 5.3
・発病から9年目の数値
白血球 1200
ヘモグロビン 7.5
血小板 3.2

