内容(「BOOK」データベースより)
結婚は打算から始まり、見栄の衣をまとった。憧れのタワーマンションに暮らす若い母親。おしゃれなママたちのグループに入るが、隠していることがいくつもあった。
桐野夏生、ちゃんと読破したのは初めてかもしれない。
『東京島』は中古のが手元にあるけど、ちょっと読んだだけで放ったらかしてる。
ダークな作品のイメージがある作家さんだけど、この作品はかなり読みやすかった。
『○○ちゃんママ』と呼び合うママ友関係には身震いがするし、
憧れのタワマンに住み、そこで仲間に入れたセレブなママ友たちにどうにかついていこうとする、そんな主人公に全然共感や好感が持てなかったけど、
それでも先が気になって、するする読み進めた。
主人公の夫、駄目な男なんだろうけど、
素直で子どもっぽくて、私はかなり好きになってしまった(笑)
この著者のイメージとしては意外な結末だったけど、嬉しかった。
単純だけど、やっぱり前向きな結末が嬉しい。ストレスが溜まらないし。
この家族のその後を、もっと見ていたいと思う。読み終わってしまったのが寂しい。
私も旦那さんと仲良くしよう、と思えた一冊(笑)今も仲良いけどね



関係ないけど、
以前読んだ 角田光代の『森に眠る魚』を思い出した。
あれもママ友の関係を描いた話だったから。
桐野夏生作品、もっと読もう!
