面白いと言うよりむしろ当たり前のことかもしれないがあのおもしろピアニストは今回新たに買った非正規輸入のフィアットパンダクロス4×4は何も手を加えずオリジナルを保ったまま乗り続けようと思っているらしい。

昨年新たに買ったアルトターボRSも同様に極力素の状態を保とうと思っている。

消耗品の交換をする際には必ずしも純正品を選択するわけではないがいわゆるチューニングパーツと言われるような社外品は極力選ばないようにするつもりだ。

特に排気系のパーツはわざわざ交換するほどの価値はないと思っている。換えたところで1〜2馬力しか上がらないらしいし。それなのに1〜2kgあるいはそれ以上重くなるらしいし。何よりメーカーがせっかく見えないように作ってくれたのになんでちゃちいテールパイプを見せたがるのか。

サスペンションも純正採用のカヤバのショックアブソーバーの出来が良すぎるのでわざわざおかしな物に替える意味はない。たぶん価値もない。

もちろん走っていく上で改善点が見付かればそれに相応しい物には積極的に替えていく。それでもチューニングパーツを選択する可能性はそれほど高くない。

アコードは1200回転からせいぜい1400回転も回ってりゃそこそこ悠々と楽々走れる。しかしアルトの方はさすがにそうはいかない。いくら車体が軽いと言っても660ccではトルクもたかが知れてる。実際にDモードで走るとどんなにスロットル開度が少なくても2500〜2600回転まではシフトアップせず次のギアに繋がっても1600回転以上は維持するようになっている。Mモードでも回転が低いとアラームが鳴って拒否されるからやっぱり1600〜1700回転程度は維持できないとダメなんだろう。

ところがこれがたった220cc程度しか違わないのにフィアットパンダクロス4×4は2000回転でシフトアップできるって言うんだからトルク特性のおかげなのかギア比のせいなのか…。

そうなると機械的？電気的？に何かを抑制するよりトルクとギア比を活かして走った方が得策なんじゃないかと思ってしまう。特に不意な登り坂に出会した時には出力を抑えられたままより元からある性能を生かした方がスムーズに走れそうだ…と思う。

純正のまま