前回の反省を踏まえあのホンダ車の専門店でのハートウォーミングなエピソードを書き連ねようと思って過去の作業を洗い出してみたところやはり何かしらのミスや不手際がセットメニューのように付いてきているので唯一大きな問題もなく帰って来られたのはラジエーターを買った時だけ。

実際はこれも品物こそ在庫があったからその場で買えたものの交換作業はできないとのことで持ち帰らざるを得なかったから全く問題がなかったわけではないけれど。できない理由はまさか技術的なことではないとは思うけど。

平日は混雑していないという事実とその期待も虚しく空のピットを横目に家に帰りすぐに自分でやりましたよ。これが2009年9月のこと。

あれから何人店長が変わったんだろう…。

そんな中でも意外と有能だったのがホテル業界から来てホイール業界に去って行った鳥越くん。あとは平成3年頃から杉並にいた岡部さんもさすがベテランの立ち回りでしたね。

さてスプーンの状態はどうだ？

→本多くんが辞めてしまったことは知っていたが今村くんも辞めてしまっていたことを知ったのは彼が辞めて3年くらい経ってからだった。まぁ10年くらい近寄ってなかったから仕方ないんだけど。

しかしながら本多くんが辞めても商品開発が滞ることはもちろん無く今村くんが辞めた後は城本なる男がNo.2として活躍してくれているので市嶋社長も安心だ。ところで岡松くんは今どこで何をしているんだろう…。

まぁそれにしても製品のクオリティはなかなか高くその評価はすこぶる高いスプーンと世間的にはそれほど浸透しているとは言い難いホンダツインカム。どこでこんなに差がついたんだろう。

ナチュラルにメディアに顔を出し続けた市嶋社長と表に出ることなく従業員に圧だけ掛け続けた神津社長の違いだろうか。そもそも社長の名前は神津だっただろうか。

さてこの車では今後お世話になることはなさそうな二つの会社の話はここまでにして…とは言っても長年お世話になった専門店にさようならとかそんなお話では決してなくてシンプルにそろそろ話題を変えようと思った次第である。

そう言えば2月21日には上野からそして2月22日には和歌山からパンダが本国へ帰って行った。

どうやらこの時期はパンダがその役目を終える時期のようだ。

フィアットパンダはシンプルで小さくてスキー板の積み込みも楽で頭をぶつけて流血するようなこともなかったみたいだが次のパンダクロスはどうなのだろう。

すっかり心移りも済んだようだが車に不調が発生するのはそんな時だ。それは車が別れを惜しんでいるわけではなくただ単にメンテナンスに手間もお金も掛けなくなっているから。

さすがにイタリアンが面倒を見てくれていた車だから最後の最後まで快調を維持するのだろうけどいよいよかと思うと他人のことながら感慨深い。

気持ちの奥底