むっちのアコード1号機。後にも先にもアコードはこの1台しか乗ってないけど。このブログを始めた頃にはすでに乗っていた車である。

ナンバーは当時ギリギリの二桁。この直後に三桁に変わったんじゃないかと記憶している。

撮影場所はウメさんが当時働いていた相模原のタイヤ館。

作業待ちの間に携帯電話で撮った。現在のと比べて小さな携帯電話を持ち始めて五〜六年目くらいだろうか。あるいは七〜八年目くらいだろうか。もしかしたら九から十年目かもしれない。

この頃はどんな車でも乗るのが楽しくてしょうがなかった。今は歳も取り実は更に楽しくなっている。

はっきり言う。車好き運転好きなら今からでも探して第一期VTEC搭載車に乗ってもらいたい。

オイルクーラーがない？5人しか乗れない？最先端の安全装備がない？だから何？

1998年式、ムーンストーンシルバーメタリック、レカロのシートはカバーを掛けて新そうに見えるように気を遣い、エンジンはノーマルながらカタログでは200馬力ほど。

タイアは納車当日に純正からプレリュードで使っていたGR-βに変更。

ブレーキはやがてスプーンのアルミ製キャリパーとディクセルのローターに換わり今でも使い続けている。パッドはエンドレス。

長く乗るとラジエーターからの水漏れその他数多くのトラブルを経験してきたがほぼ全てマイナートラブルで直してもらったり自分で直したりついでに社外パーツに替えたりしたのでOK。手放そうと思ったトラブルは一度もない。

唯一の後悔はエンジンオイルの銘柄を統一しきれなかったこと。それでもそれが原因のトラブルは無いし選んだどれもが満足できるものだったけど。

おかげで速さと輝きは色褪せもせず未だにそこそこで走れている。

同じ車に乗っていた周りの友人はもはや違う車種に乗り換えすでに15年以上。車への愛とはなんなのかね。

それはそれとしてどんなに乗り続けてもやはり楽しい！

これにはBMWに乗り換えた豚兄さんこと石くんも賛意を表してくれています。

そこで考えてみる。24年の時が過ぎても当初と全く同じ様なドライビングプレジャーを感じる車なんて他にあるだろうか？

あるとは思うが24年の年月でもそれほど歳を取らない車はなかなかない様にも思う。ウチの車の他には西のロータスエリーゼくらいか。

理由はいくつかあるが主なものはやはり日頃のメンテナンスかと。

そこで改めて考えてみる。こちらにもラテンの血が流れているような陽気で熱血なメカニックがいたら今でも最新鋭マシンに劣らぬ一線級の性能を維持し続けてたんじゃないかと。

ドライバーが第一線にいたことはないけれど。

ピアニストの真似