今度は

北アルプスを見ながら

佐久へ。





少し前の取引先から連絡があり、


この前買った移住物件の近くの


あそこの


土地を売って欲しい!



誰の土地か分からないけれど、


駐車場候補地として購入出来たらありがたいので。




との買主からの


との依頼で、


住所も電話番号が分からないお客様にアプローチした案件。



登記簿で住所を調べて、


資料を送っても


手紙書いても


返事もないし、


なかなか連絡が取れないんです。


と、


部下が私に相談してきた不動産仲介物件。



遠方だと


行かないで電話で済ませる部下たち。


電話番号がわからないまま


手紙を数回出して一本通行のまま


1ヶ月以上経過しているのを発見した私。




あらゆる手で


あらゆる角度から


柔らかくアプローチしてみる必要を説く私。




電話番号が分からないなら、


ハガキを出す!


カラーの顔写真入りで!



相手がどんな人か分からないのに


警戒を解くと思うかい?



会社の携帯電話なんだから


遠慮せずに


自分の携帯電話番号も書く!


それから出かけてみる!



そして、


いきなり自宅に行かないで、



アポイントを何とか取るために


何とか先方からの反響を得てから!



オレオレ詐欺の時代です。



毎日のように高齢者が被害に遭っていて


別居の子どもたちや孫に


知らない相手からの電話は無視して!


と言われているわけです。




顔写真入りのハガキを出して


先方から電話連絡が来た!



と部下からの報告。



やったね!



相手が誰だか見えないと


心配で


85歳と86歳のご夫婦宅。


長野市の西端の


山奥の丘上。



奥様のご実家の小さな土地の


売却の契約にこぎつけて


部下に同行してきました。



今回の


仲介手数料は


16500円。



その、


ほんの小さな取引を大切にした結果、


その取引が、


大きな取引に繋がった


奥様からの一言。



「実はね、


その土地の近くに、


実家の空き家があってね。



解体して売るのか


空き家付きの土地で売るのか、



ちょうど、


誰に相談しようかと思っていたところで。


処分しようと思っています。



あと、


長野市の市街地の特急列車が停車する駅前にも


駐車場としている貸している家があるんだけど、


売却しようと思っててね。



私たちも歳だし。



佐久から長野市の土地の管理は


とても大変で。


そろそろ


主人も免許証を返納しようかと考えています。」





二つの新しい取引に繋がった。



何に繋がるか分からない。


丁寧に対応しておいて良かった。



ランチでは


早速に部下と


反省と作戦会議。




忘れないうちに


これまでの流れと


今日奥様が言っていた内容の整理と


私と部下とのヒアリング内容の把握のズレや隙間を修正。



部下に次の動きの指示を出す。





何が次に繋がるか


分からない。





相手の、


「実はね、。…」


という本音を引き出すことが出来たなら、





信頼してもらい始めた証拠なので、


より大切に丁寧に


話を伺ってみる。





和モダン?


アジアンの雰囲気でのランチで


ひと息。






さあ


また新しい出会いに向けて


スタートしましょう。





本日も勉強になりました。