几帳面な性格が災いして、

時に

節約や

断捨離をし過ぎて、


価値観がおかしくなってしまう。



いつしか価値基準が、


「いかに物を持たないか」

になってしまい、


逆に

生活が不便になってしまったら

意味がない。








老後のシングルライフとして

最低限の持ち物に絞って

節約生活を送るのは

個々の自由ですが、


今の自分は

まだその段階や状況ではない。


もともと私は

新しい物好きで、

「時は金なり」

の考え方が強くて、


費用対効果があると思えば

直ぐにそれを入手する傾向が強く、


さらに

物を捨てられない私の周りには

モノが溢れます。


なので、


シンプル イズ ベスト

という言葉には共感を覚えますし、


憧れる私ですが、


ミニマムな生活を

パートナーや家族が望んでいない場合もあるし、


働き盛りに制約や断捨離をし過ぎると、

忙しい生活の中で効率化を図るために必要なものや

人付き合いの中で必要となる物や

家族との共有物を勝手な判断で

捨てたり手放したりして、


もう一度

入手することになって

無駄が生じる。


シンプル イズ ベスト

も、

時と場合によります。


なにか新しいことを始めようと思っても、

物がまた増えるのは嫌だなと感じてしまい、

なにも挑戦出来なくなってしまう。


自分らしさが

無くなってしまう。







子どもたちは

家族での生活や学校や社会の中で

色々な物を見聞きして、

感じて、

成長していく。


綺麗でシンプルで維持管理が楽で

節約出来ても、


親が仕向けた

退屈で殺風景な毎日や

制約や我慢の中では、


子どもたちの

感性が磨かれず、

アイデアや

好奇心が生まれない。


親の私が

子どもたちを

そういう風に

してしまったのかも知れない。







けれど、

もう過去のことは

気にしないで

未来に活かすだけ!



これからの私の未来は、


家族を守ることや

生活を支えていく世帯主としての

未来にします。


節約や断捨離やミニマムを意識し過ぎて

潤いや感性を失うという

本末転倒にならないように

したいです。