住宅コストを抑えないと


貯蓄が出来ない時代だと思いますが、



職場の仲が良い人から相談がありました。


就職が決まった東京の大学4年の娘のために都内の駅近に2000万の中古マンションを買おうと思っている。


家賃7万とか8万とかもったいないし。



2年前に組んだリフォームローンが残っているが


世帯年収合わせれば与信で審査がクリアできると地元の信用金庫に言われた。


リフォームローンは団体生命保険にも加入してるし


今度のローンも団体生命保険に加入出来る。


長男も家庭を持って孫が産まれて自立。


長女も公務員で同居の自宅通勤でお金を使わず貯蓄出来ている。


次女は東京で就職したら


このまま帰ってこないと思う。


もう学費の心配もない。




竹馬さんはどう思う?



ワンルームの中古マンションだからという理由ではなく、


55歳から新しい不動産ローンを組んではダメです!

今は健康でローンが組めるし


万が一の時はリフォームローンも団体信用生命保険で対応出来るけれど


病気や怪我だと団体信用生命保険は


保険金がおりないから返済は続く。


普通の生命保険や医療保険に加入しているのは


ローン返済とは関係ない部分の


生活保障の為です。


今後には


車も買い替えたり


住宅の修繕もある。


同居の娘さんの結婚などのイベントも控えている。


さまざまな想定不可能なアクシデントにも備えないと。


だから現金やすぐに換金出来る資産での手持ちが大事です。


借入は、返済期間に金融機関からずっと拘束されます。


新しく何かをやろうと思った時に


足かせになります。、



そうだよね、


竹馬さんは賃貸派だものね。





いやいや、私も住宅ローンを組んでいて戸建ですよ。


住宅セールスマン時代は


なんとかお客様の買いたい心理を煽って住宅ローンを組ませてきたので。



こうゆう会話をしてのですが、


おそらくこの人は


フルローンでマンションを買うと思います。



ウキウキ気分の人に


マイナスの話は


あまり


言いたくはないのですが、



一昨年に相談を受けていた案件は、


子どもが産まれて二人目の妊活中でアパート暮らしで家賃がもったいない!と。


2人とも長野県の地元出身ではなく


土地と建物の新築の相談だったのですが、


受けていた人の物件探しとローン審査を手伝ったのですが、


奥様の


なかなかの土地へのこだわりや


物件への希望が多岐に渡り、


全く決まらないので、



やっぱり私は賃貸で行くべきだと思います。


住宅ローンは組まないで!


と伝えていました。


しばらくして


住まいの相談が無くなっなのですが、


今度は夫婦関係の愚痴が増えました。


で、ついに


このゴールデンウィークに離婚の話となりました。










やっぱり、


今を基準に考えたり


今の家計を基準に考えてはダメです!



年金生活までは


小回りが利く賃貸で行くべきです!








ただし、


年金収入の年代になったら


郊外の駅近に


安いボロの平屋を買ってリフォームです。



高齢者の方々が

賃貸物件が借りれなくなるのは

年金収入だから信用がないだけではなく、

たくさんの貯金があっても

孤独死、認知症、火災を発生させるリスクが高いからです。


ここまでの年齢まで住宅ローンを組んでいなければ

少しは貯蓄が出来て現金や換金容易な資産が残っているはずです。


バリアフリーで

固定資産税も修繕費も安く

修繕作業や庭の管理も楽な平屋を

現金で買って、

リフォームして

家庭菜園しながら身体を動かして

老後に自分で住んで、

動けなくなったら施設に入るとか親族に世話になったりの選択をして、

あとは

売却か貸すのが良いと思います。