中部電力管内の長野県では
停電情報を聞かなかったのですが、
昨夜の大きな地震で
寒冷地の東北などをはじめ、
真冬の深夜に地震が起きて停電になると
オール電化の住宅ではエアコンなどの電気暖房が使えなくなるので、
寒さ対策が難しい。
こんな緊急時には
電源を使わずに動く仕組みのプロパンガスメインのガス暖房があると代替になります。
リンナイさんやパロマさんやパーパスさんに
地域のプロパンガス会社を紹介してもらって
都市ガス並みのガス料金を交渉する代わりに長期ガス利用契約をすれば、
家庭用でも業者負担で大型ガスタンクの設置が出来ます。
灯油も、
時代が許す限りは
自宅の200ℓ灯油タンクにJ Aの宅配給油してもらって石油給湯ボイラーでお風呂を沸かしたり、
激寒氷時期には
反射式石油ストーブをエアコンの補助暖房に使う生活もアリだと思っています。
(ちなみに我が家には、200ボルト電源のエコキュートと100ボルト電源の石油給湯ボイラーの二台があります。
携帯電話を車で充電するのと同じで、石油給湯ボイラーはコンセントを車に繋いで動かすことが出来ます。)
冬場の大規模停電の事例をみて、
あらためてハイブリッドの熱源確保が重要だと思いました。
メインは時代に合わせたオール電化でも良いのですが、
オール電化だけっていうのはダメです。
暖房リフォームの時は、
本気でプロパンガス暖房にしようと思います。
建物も揺れにくく倒壊しにくいように
平屋造がいいですよね。
今回の地震では、
原子力発電所には影響がなかったが、
福島県広野町の火力発電所の5号機と6号機など複数が地震の影響で運転中止した。
停電に関しては、
東北の福島県での震度6強の地震の影響で、
新潟県を含む東北電力管内で9万軒の停電なのに対して
東京電力管内の茨城、栃木、千葉、埼玉、群馬、山梨、静岡で合わせて86万軒が停電になってしまった!
(東京都は10戸未満とのこと。)
電気に関しては関東(特に栃木県)が意外と脆弱だった。
夜や天気が悪い冬場に停電だと住宅の屋根に載せたソーラーの自家発電も期待できない。
(我が家は10キロワット相当のソーラーパネルを載せていますが、台風停電の曇り空で発電が出来なかった経験があります。)
停電対策には個人住宅用の蓄電池や小型発電機が必要ですね。
雨が少なく晴天率が高い長野県なら
発電効率も良く電気を蓄電&余剰売電しながら日常の停電にも備えられる。
メガソーラーも、
地主や企業の利益ばかりではなくて
災害停電時の代替電源用の役割を目的に建設することにシフトした方がいい。
(国が再生エネルギー活用や認可の仕組みを変え無い限りは無理だけど。)
各新幹線も一部で
一旦運転見合わせ。
その後、
停電で東北新幹線が東京駅から七戸十和田駅、
上越新幹線が上毛高原駅まで、
北陸新幹線が佐久平駅まで乗客を乗せたまま運転見合わせ。
そのうち北陸新幹線は0時半前に上下線で運転再開も、
東北新幹線は
郡山駅と仙台駅の間で停電中で大宮駅から盛岡駅で運転を見合わせ、
その後は那須塩原駅から盛岡駅までの間は点検が必要という事で秋田新幹線と共に15日の月曜まで部分運休を発表。
山形新幹線は福島駅と新庄駅の間で運転見合わせ運休が翌日の14日まで続いている。
新幹線以外の在来線も今日14日午前の時点で、
岩手、宮城、福島の3県などで東北線や常磐線などの多くが運休している様子。
常磐道では大規模な土砂崩れがあった。
津波の被害がなかったので本当に良かったですが、
10年前の東日本大震災の時のような津波も起きる可能性もあった。
海がない長野県は津波の心配がないので
その辺りは少し安心です。
携帯電話の大手4社の基地局には大きな異常がなくて良かったが、
docomoだけは翌朝9時過ぎまで栃木県で通信障害が続いた。
楽天モバイルの未来計画のように人工衛星から電波を受けるスタイルが実現すれば、
モバイルも今よりもっと災害にも強くなると思います。
気象庁の会見と被りながら
加藤官房長官が2回目の会見。
宮城県石巻市や千葉県船橋市や新潟県新潟市なででは水道管が破裂。
水道がダメになった時、
長野県の様に代替の飲料湧水37〜39ヶ所(水質未調査まで入れると68ヶ所ほど)や
水道水の取水をしている雪解け水や山からの伏流水や清流の小川があると、
異常時には近所に軽トラに乗って災害用折りたたみポリタンクや釣り用の水汲み上げバケツ(ダイソー)
を持参で
自力で生活水もくみに行けたりするので
都市部よりは現実的な選択肢が多いと思いますが
山の中でも無い都市部だと
給水車の出勤が急がれます。
福島県郡山市のコロナ禍での避難所は、
地震の3時間後には
2時ごろには菅総理が会見。
ただでさえコロナ禍感染予防でのマスク受験となる看護師国家試験は、
全国で1時間遅れの9時50分集合10時開始に繰延べて実施。
その中でも
宮城県青葉区の四会場と青森県弘前市と新潟県新潟市の会場は
さらに1時間遅れの定時から2時間遅れの10時50分集合で11時試験開始19時終了という配慮がありました。
全員が受験出来たなら良かったですが
落ち着いて受験出来ないですよね。
これからは試験実施側の簡素化をしながら年間の試験回数を増やしたり、
サテライトの試験会場を増やしたり、
不正防止の仕組みを考えた上での
オンラインでの受験もアリだと思います。
地震や災害が起きると、
色々と考えさせられます。
このあと
揺れが大きかった被災エリアに雨予報の日があります。
自分に
何か出来ることがあるのかを考えながら、
これ以上の被害拡大とならぬ様に願うばかりです。