なぜ、そんなに生き急ぐの・・・?

 

そうそう!!

 

社会が、

「生き急げ~!」って言っているんだよね。

 

そしてみんなが急ぐから一人だけ足を止めることが出来ない。

 

置いていかれている感があるから。

 

 

そうなんだよね・・・。

 

色々なことを短時間でやろう!と、

時間中心の効率だけを考えてしまう社会です。

 

時間や人件費や人工だけを考えた効率化は、

効率的な効果を上げるための効率化なのかどうか疑問がある場合があります。

 

 

私の実例ですが、

 

チームやペアで折衝や交渉などの営業的な仕事をして成果を上げてきた私たちは今、

チームやペアを引き裂かれて単独1人ずつで動くように人員体制にメスを入れられようとしています。

 

ワントップのフォワードやマンツーマンディフェンスではなく、

ツートップのフォワードやゾーンディフェンスだからこそ役割が機能して

 

成果に繋がっているとか結果が出ていることが分からないんですよね!!!!!

ダメなマネージャーや上司には。

 

「ペアで成果が出ているから、シングルにすれば2倍の成果につながる!」

というバカな考えをするんですよね、特に理系で有機的思考力が低いバカは。

 

数学的思考しかできない人には、

役割や機能が不規則的に働いて効果が出ることが分からない。

 

バトミントンのペアが優勝したからといって、

シングルの試合で二人とも優勝が出来るというのと違うのに、

ペアを解消させてシングル2組にするが結果に繋がらない。

 

変な例えですが、

警察もパトカーでパトロールする時には車に2名の警察官が乗っていますよね。

凶悪犯や緊急時にはそれぞれの役割があって、

1人が何かをしているときにもう一人が別のことをやって対応できるように。

 

パトカーも、何かの警察署から交番へのお遣いのときは警察官一人で車に乗っていたりすると思います。

 

目的が違いますからね。

 

警察だって、

凶悪事件の捜査を刑事一人で担当しますか?

役割がいろいろと在りますよね?

だから一人では事件を担当しないと思います。

 

凶悪事件も、小さな落し物の事件も

1つの事件に一人ずつの刑事さんが事件を担当するみたいなことはしないと思います。

 

 

1+1が3とか4の成果を上げるのです!

1+1で2じゃないのです。

ときには4とか6になることもあります。

 

しかし、

2人やチームで成果を上げたのに、

「じゃあ、一人で専従で仕事をしたら人件費が半分で済むし、

もう一人が別の同じぐらいの大変な仕事を担当出来て同じように成果が上がれば2倍だね。そのほうが効率がいい。」

 

1+1は2だから、

2で動いて4の仕事ができたのだから、

1ずつで別々に2の仕事をしたら4ということだから効率いいね!

ってさあ、

本当に効果はあるのか?

成果が上がるのか?

質の高いことをさせるんでしょ?

単なる子どものお遣いじゃないでしょ?

 

2人を1人にしたことで効率的だという理系分離思考は、

なぜ成果を上げれば上げるほど助長されるのか?

2人が全く同じ分身ではないので、

ときには片方が休憩したり調子が悪い時のカバーをしているときや一人が相性が悪い相手に対面したときとかに、

相互補完しての2名というペアで成果を出しているのに、

そういうのが分からないんだろうね…中小企業の経営者や役員には・・・。

 

理系分離思考バカは、

なぜ成果を上げた人たちの本心や機能や役割分担があることに対して関心が持てないのか?

 

 

片手落ちの思考は生き急ぎの象徴だと思います。

 

ストレスや精神分裂や適応障害が生まれているのは、

人と比較させて競わせて生き急ぎさせる社会があるからです。

 

休憩を与えずに効率や人件費圧縮して成果だけを追求する企業は、

人を履いて捨てる使い捨てにしか考えていません。

 

いくら産業カウンセラーを企業内においても、

企業価値観や社会の時代の風潮や仕組みや子どもの頃から受ける教育が変わらないと解決しません。

 

人間にはスローや休憩や気持ちのリセットの時間が必要です。

 

そして、

ペアやチームや家族という単位で1つの役割や機能で効果や成果に繋げることは、

1人でやるよりも調整や連携面で大変ですが大きな成果を上げることが出来ます。

 

これをどうやって経営者や役員やヒラメ上司たちに説明していけばいいのか?

 

現場から離れて当事者意識が薄れた人間たちに説明して理解させることをやらないといけない初秋の気候になってきました!

 

^^

 

 

 

 

 

 

 

生き急いで成功できることもあると思います。

 

でも、

 

疲れたら

 

それを止めることも必要。

 

 

自分で止めるか周囲が止めるか・・・。

 

 

そして、

 

休憩出来たら

 

また忙しく生きることを再開すればいいと思います。

 

 

休憩なしでいける人もいれば、

 

休憩なしではキツイ人や

難しい人が周囲にいることに気が付けたり、

 

合わせてあげれるように心配りが出来たり気遣いが出来る自分でありたい!

 

と思いました。