家づくりをする世代は、子育てファミリーが多い。


先週末にモデルハウスに来場されたお客様も、そんな感じ。


週末が明け、月曜日の午後に私の携帯電話が鳴り、

お客様のほうから、「詳しい話を聞きたい!」とのことで、

本日に面談する約束で、今日、再度の来場をしていただきました。


未購入ですが建築候補地もあり、ご夫婦で建築も急がれている様子でした。

が、建物の希望を聞いているときに、

とある、たわいもないご夫婦の会話から

夫婦のケンカが始まってしまいました。。



ご主人様の希望・・・・・

奥様の希望・・・・・・・・・


やはり、最近の商談で感じるのは、

子育て期の奥様の大変さというか、日常で苦労している現実部分を

ご主人があまり把握できていないために、子育てに対する評価を

(ご主人が)ほとんどしてあげていない!ということです。


私たち住宅の営業の仕事は、会って間もないお客様に

年収やローンの有無、家族構成、年齢、職業、場合によっては勤務先まで

出会って数十分で聞くことになります。

その、数十分で、こちらに心を開いてもらうことができなければ、

こちらが、いくら質問を投げかけても

プライベートな話は、教えてもらえません。


冷やかしのお客様の場合には、世間話同士で構わないのですが、

お客様が真剣モードのときには、失礼がないように言葉に気を付けながら

こちらがうまくリードして、家づくりの計画状況、進行状況を聞きます。


そして、お客様が打ち解けて、こちらに、いよいよいろいろなことを

話してくれます。


で、今日は、

ご主人さんが、

家事の大変さや、週末のお子さんの行事やクラブや習い事のことを

軽視した発言を繰り返したため、

奥さんが、キレてしまった・・・のです。


自分のことを棚に上げて、大きなことは言えませんが

今は、共働き家庭も多く、子供たちも習い事の送迎やら

塾やら、クラブやら、区や自治体、PTA・・・と、とにかく忙しい。


その中で、掃除洗濯、食事作り、買い物(食材、衣類、学用品)、

各種集金、家計簿、公共料金管理、

連絡網の返信、ママ友対応などなど具体的な部分で

ご主人が、奥様にまかせっきりの上、関心ゼロ!という感じだと、


「私の日常の子育ての評価って、どうなんだろう・・・?」

って、思ってしまうのだと思います。


仕事柄、客観的に冷静に〝聞く‶ということに徹していると、

知らないうちに家庭事情にまで入り込んでしまう。。


他人事ではありませんが、今どきの奥様がたへの

ご主人の評価が、もっとあっても良いと思います。


きっと、結婚してしばらくすると、お互いの存在が

当たり前になってしまっている感じだと思いますが、


ご夫婦関係の尊重や評価がなければ、住宅性能や間取りが良くても、

”家庭”という面で、(新築しても)、今よりもローンや光熱費が増えるし、

時間以外の負担が増加して、

良い家にならない!!


子育て期のみなさん、

夫婦のパートナーから、

ちゃんと子育ての評価を受けていますか?