フリーエージェント(FA)制度に距離を置いてきた広島は方針転換を図っている。
松田元オーナー「昔ほどの拒絶感はない。選択肢の一つ」。
■資金面で余力
「勝負の年」。来季について鈴木清明球団本部長は強調する。多くの主力が働き盛りの年齢となり、上位争いができると判断。今オフにFA選手で補強できれば、順当なら2011年に永川と栗原、12年に大竹と続く、国内FA権取得選手への引き留め材料にもなる、とみる。
方針転換の背景には資金面の「余力」がある。マツダスタジアムの完成で観客動員が過去最多の187万人だった昨年は、球団総収入が初の100億円を突破。今年も160万人に達するなど、補強費を捻出できる経営状況に近づき始めた。
旧広島市民球場を本拠地とした08年までは資金が不足していた。年間売上高は60億円台で、100億~200億円の売り上げがあった巨人や阪神、中日との戦力差につながった。1993年のFA導入後、江藤や金本たち6選手が移籍。鈴木本部長は「資金が潤沢なチームと比べ、補強に使える費用は3分の1以下だった」と明かす。
FAが引き起こす「マネーゲーム」に根強い不信感もあった。FA権を取得した選手が宣言して残留し、再契約金を手にする風潮を嫌い、06年までは宣言した選手の残留も認めなかったほど。他球団から高額の年俸選手が加わると、選手間の年俸バランスが崩れる点も警戒した。
■士気低下招く
チームへの愛着から残留した選手はいたものの、主力の流出は戦力だけでなく、チームの士気低下も招いた。長い低迷を外国人選手と若手の育成だけでカバーするのは難しい。優勝は91年が最後、Aクラスも97年から遠ざかり、ファン離れの懸念もある。
松田オーナーは言う。「広島の年俸に見合う選手がいたら、獲得に動く」。近年は低年俸でFA宣言する選手が増加。08年にFA移籍の補償制度が改正になったのも広島をFA補強に向かわせる要因だ。
9月にはドジャースの黒田も視察した。今オフは石原の慰留と並行し、他球団の野手を中心にFA選手を調査中だ。「広島色」を全面に、堅実な路線で挑む初のFA補強プラン。FA市場は日米ともに11月上旬に動きだす。
これからはカープも…
FAで露骨に弱くなったし

結局広島プライスに合う選手がいないとかやめてや

松田元オーナー「昔ほどの拒絶感はない。選択肢の一つ」。
■資金面で余力
「勝負の年」。来季について鈴木清明球団本部長は強調する。多くの主力が働き盛りの年齢となり、上位争いができると判断。今オフにFA選手で補強できれば、順当なら2011年に永川と栗原、12年に大竹と続く、国内FA権取得選手への引き留め材料にもなる、とみる。
方針転換の背景には資金面の「余力」がある。マツダスタジアムの完成で観客動員が過去最多の187万人だった昨年は、球団総収入が初の100億円を突破。今年も160万人に達するなど、補強費を捻出できる経営状況に近づき始めた。
旧広島市民球場を本拠地とした08年までは資金が不足していた。年間売上高は60億円台で、100億~200億円の売り上げがあった巨人や阪神、中日との戦力差につながった。1993年のFA導入後、江藤や金本たち6選手が移籍。鈴木本部長は「資金が潤沢なチームと比べ、補強に使える費用は3分の1以下だった」と明かす。
FAが引き起こす「マネーゲーム」に根強い不信感もあった。FA権を取得した選手が宣言して残留し、再契約金を手にする風潮を嫌い、06年までは宣言した選手の残留も認めなかったほど。他球団から高額の年俸選手が加わると、選手間の年俸バランスが崩れる点も警戒した。
■士気低下招く
チームへの愛着から残留した選手はいたものの、主力の流出は戦力だけでなく、チームの士気低下も招いた。長い低迷を外国人選手と若手の育成だけでカバーするのは難しい。優勝は91年が最後、Aクラスも97年から遠ざかり、ファン離れの懸念もある。
松田オーナーは言う。「広島の年俸に見合う選手がいたら、獲得に動く」。近年は低年俸でFA宣言する選手が増加。08年にFA移籍の補償制度が改正になったのも広島をFA補強に向かわせる要因だ。
9月にはドジャースの黒田も視察した。今オフは石原の慰留と並行し、他球団の野手を中心にFA選手を調査中だ。「広島色」を全面に、堅実な路線で挑む初のFA補強プラン。FA市場は日米ともに11月上旬に動きだす。
これからはカープも…
FAで露骨に弱くなったし


結局広島プライスに合う選手がいないとかやめてや

