13 シミ抜きで毛羽立ってしまったジャケット 毛羽立ち 直す | クリーニング業者や主婦が「洗ったら思わぬ結果になった」あらゆる衣類を復元!

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今日は2016年に書いた記事で最もアクセスの多かった記事を

 

再掲載します。  2016-11-23

 

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都内のクリーニング屋さんから、

 

「シミ抜きしたところの色が変色してしまった?!

 

直せますか??」

 

というお電話を頂きました。 内容をお聞きしたと

 

ころ、

 

「ウールとシルク、レーヨンの混紡品」

 

とのこと。 

 

「これはウールの染色が漂白しすぎて色泣き

 

してしまったんだろうか?」

 

とイメージしました。 だとすると、直すのは相当

 

困難です。 ダメ元でOK、とまでおっしゃるので

 

とりあえず送っていただきました。

 

宅急便で届いたのはこちらです。

 

 

 

 

中にはお手紙が・・・

 

 

見てみると、右エリの中央に黒ずみが

 

あります。

 

 

 

これは漂白による色泣きではありません。

 

「こすったために出来た毛羽立ち」

 

なのです。 

 

毛羽立っている部分は光の反射が変わる

 

ので、白っぽく見えたり、今回のように

 

黒っぽく見えたりします。

 

毛羽立ちかどうかは、正面から見てもよく

 

わからないと思いますが、

 

 

斜めにして見ると、

 

 

「黒い産毛」

 

のようになっています。 

 

写真だと分かりづらいですが、黒い毛羽立ち

 

の場合は、このように白い背景に透かして

 

見てみると、黒っぽく見えない部分と比べると

 

生地の毛並みの状態が違います。

 

 

さて、では毛羽立ちは直るのか?

 

ここからは明日の記事でご紹介いたします。