水疱の痕(あと) | 水疱性類天疱瘡物語

水疱性類天疱瘡物語

水疱性類天疱瘡の疑いあり、からはじまる物語

昨年7月の後半から9月にかけて、私の身体に次々に水疱が出現しました。

 

大小合わせて30個くらいできました。

 

最初の医者も、紹介状持たされていった大きな病院の医者も、

「水疱性類天疱瘡」という病気を疑いました。

 

私もネットなどから情報をあつめて、それ以外ありえない、とすら思いました。

 

結局、2度(3か所)の皮膚生検をうけて、陰性となり、不思議なことにその後、ぱったりと症状は治まったのでした。

 

以降、プライベートが急激に多忙になったこともあって、病気のことはほとんど気にしていませんでした。

 

最近、少し時間がとれるようになり、水疱がでていたところを観察してみました。

 

特に水疱のサイズが大きかったところ3か所はうすいピンクのようなベージュのような色で5センチくらいの丸い円になって痕が残っています。

 

水疱の皮膚に与えるダメージってすごいですね。

 

プハンという健康器具を持っていますが、ガラスの容器を皮膚にのせてポンプで真空状態にして血を集めるのですが、それに似ています。

プハンの痕は、紫色になったりしてびっくりしますが、そんなに長いこと痕は残らないので、水疱おそるべし、です。

 

検査のために皮膚を採取して縫ったところは、2か所は縫った跡が線状に盛り上がって赤みがあります。

 

ここはピリピリしたり、時々痒くなったりします。

こういうのをケロイド状といううのかな?

 

もう一か所、2回目の検査で縫ったの内側のところは、白っぽい線になって光っています。

(妊娠線の痕や肉割れの痕のような色味です)

 

体の中で大暴れしていた何かが、突然消えてしまったようなキツネにつままれたような出来事でした。

 

原因はいまだにわかりません。