喘息との付き合い ホメオパシー編 その2 | 水疱性類天疱瘡物語

水疱性類天疱瘡物語

水疱性類天疱瘡の疑いあり、からはじまる物語

ホメオパスに最初は湿疹について、相談していたのですが、治療中に喘息がでてきました。

 

夏の終わりに喘息が出ることがあるので、時期的なこともあったのかもしれませんが、ホメオパシー治療の好転反応というか、治癒の過程で持っていた悪いものが出てきた、というふうに感じました。

 

それは壮絶なものでした。

 

わたしも、せっかくホメオパシー治療をしているのだから、結果を見届けたい、ホメオパシーを検証したい、という思いがあって、西洋医学は取り入れませんでした。

 

咳もひどかったですが、呼吸困難と痰、顔のまゆげの上から黄色い膿がでてきました。

 

いったいどういうレメディを処方したのか、なぜか最初は教えてもらえなかったのでわからないのですが、、、、、、。

 

過去に薬で抑えたものが出てきたのだと思います。

 

あるとき、明け方、大量の黄色い痰を吐き出して、そうしてすっきりして

それから、すっかり元気になりました。

 

鍼灸に感動した以上に、ホメオパシーは、すごい、と思いました。

 

ホメオパスからは、同じような生活をしていたら、またいつか同じように病気になってしまうよ、と言われて、食生活などを見直すことにしました。

 

ホメオパスがマクロビオティックをやっていた人だったので、真似て取り入れるようになりました。

 

東京のリマクッキングスクールに通いマクロビオティックを学びました。

そこは中級まで通いました。

 

上級は教室を開いて先生になるような人がいくようなクラスでしたので自分には必要ないな、と思いました。

 

また、家族はマクロビオティックに理解がなく、

「肉食いてえ、白米食いてえ~」

という状況。

そして私も、厳格なマクロビオティックは無理だな~、

「なんちゃってマクロビオティック」

でおちつきました。

 

ホメオパスとは喘息の症状は落ち着いたけど「根本的に治す」というテーマで治療を続けていました。

 

私もこの症状の奥に何が隠されているのか、何が原因なのか、知りたいと思いました。

 

けれど、症状がない、という差し迫ったことがないせいか、ホメオパスと連絡をとっても返事がこなくなってしまいました。

 

診療後レメディを処方されて、飲み終わったら連絡ください、と言われて連絡をする。

 

と、そこで連絡をする、返事がない。

 

だいぶたってから、再度連絡を試みると連絡が取れたり取れなかったり。

 

間があいて、再開する。

 

また、連絡が取れなくなる。

 

それでも、続いたのは、診療の時のカウンセリングで自分のことをふりかえったり、ホメオパスとのやり取りが面白かった、ということがありました。

 

でも、数年続けて、、、5年くらいそんなことを続けたでしょうか、、、、。

 

何も進展していないような気がしたのです。

 

そこで私は

「長年やっていてどうして結果がでないのでしょうね。」

ときいてみました。

その頃は、どこにむかってなんのためにやっているかもわからなくなっていました。

 

わたしにとってもホメオパスにとっても惰性のようになっていたような気がします。

 

ホメオパスは

「ホメオパシーってその人に合うこれっていうレメディがみつかれば、それ一粒で治るものなの。本当の自分は何なのかっていう。びおらさんの場合は、厚い靴下の上から掻いているようにいるように、それに届かない感じ。」

と言いました。

 

「本当の自分を探すってホメオパシー的なアプローチでしかみつからないものですか?」

 

「そんなことないわよ。ホメオパシーは選択肢の一つよ。」

 

私はホメオパシー的アプローチをやめることにしました。

 

これまでにかけた時間、お金、エネルギー、、、、今までのことには感謝するとして、これからは、もういいかな、と思いました。

 

とにかくその時点で困った症状はなかったですし、「本当の自分」は誰かに探してもらうものでもないなあ、とやっと気づいたのです。