gibberish
意味の分からない言葉・お話
または文章
この絵本を読んだとき娘は
エマもそうだったよ
と言いました。
娘の小学校には時々
ほとんど英語を知らない状態で
入学してくる生徒がいます。
娘のクラスメイトにも
そういう子がいました。
うちの子は
声も体も大きくて
とても世話好きだからか
先生がエマちゃんという転校生と
ペアを組ませたそうです。
エマちゃんが
初めて口に出した言葉は
オーノー(Oh, no!)
だったそう。
英語が分からなくても
5,6人の女の子たちが
すぐに集まってきて
リセスの時間は一緒に遊んで
エマちゃんはあっという間に
アメリカの学校に
なじんでいったようでした。
娘とも仲良くなって
アンパオバッグもくれました。
この『Gibberish』という絵本は
ベトナムからやってきた男の子が
主人公です。
自分には全く理解できない
言葉を話す人たちや
文字に囲まれて
一人ぼっちで不安で寂しい
学校生活を送っていたのですが
Something unexpected
fell from a tree.
木から落ちてきた女の子と
一緒に過ごすうちに
少しずつ笑顔になりました、
というお話。
実は私の出身小学校にも
ウクライナからの女の子が
学んでいます。
それをニュースで知ったときは
きっとわけのわからない
日本語に囲まれて
食べなれないであろう給食を食べて
体育とかどうしているんだろう、と
少し心配になりました。
テレビだから、いいところだけを
映しているのだろうけれど
もうそのウクライナの子には
いつも休み時間に
一緒に過ごす子が二人もいて
言葉はわからなくても
三人で笑っている映像が
映りました。
外国に暮らすことになっても
子どもだから慣れるのは早い
と言われますが
そうなる前には、子供にも
不安で泣きそうな時間があって
慣れるためには
一人でもいいので
一緒にいてくれる人がいると
いいですね。
娘のクラスメイトのエマちゃんは
また転校してしまったのですが
もう英語もわかるようになって
新年度は
良いスタートダッシュが切れると
思います。
うちの娘が少しでも
お役に立ててたのら
私もうれしいです。
ウクライナから日本へ
避難してきた子どもたちも
ジブリッシュだった日本語が
分かるようになっていたら
いいなと思います。
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