100万回生きたねこ | 毎日読み聞かせ in アメリカ

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アメリカ永住組。ひとり娘(2013年生まれ)の日本語はどうする?とりあえず毎晩読み聞かせをやってます。子育てをするなかで驚いたことや気づいたこと、アメリカの公立学校のこともつづっていきます。

 

2年ぐらい前に、

日本に帰国するというおうちの

ガレージセールで買った絵本です。

 

当時娘は5歳で、

1回読んでみましたが、

全くお話についていけませんでした。

 

知らない単語が多すぎたショボーン

 

せんそう

や(矢)

船のり

みなと

手品つかい

まっぷたつ

またたび

 

全く集中していないのが分かったので

もう少し大きくなってから読もう

と思って2年経過。

 

さっき、ちょうど

「中田敦彦のYouTube大学」で

この絵本を取り上げていて、

娘はROBLOXをしながらですが

ちらちらと、私と一緒に見ました。

 

 
これ、うちにあるよ
 
と私が言ったら、
 
読んで読んでラブラブ
 
というので、
まだ少し難しいかなとは思ったけれど
読みました。
 
この2年間で、娘の英単語は増えましたが
日本語に関してはたいした伸びはないと
思っていました。
でも精神年齢が上がることで
その単語そのものは意味が分からなくても
前後の話から
想像する力は身に付いているよう。
 
どうしてねこはみんなのことが嫌いなの?
どうして泣いたことがないの?
白ねこちゃんとラブラブになって良かったね照れ
 
ここまではまあ、予想通りのコメントでしたが
一番最後に
 
ねこは白ねこちゃんと
天国でずっといっしょに
いるのかな
 
と娘が言ったのには驚きました。
 
その通りなのかもしれない
100万回も死んでは生きたねこだけど
大好きな白ねこちゃんと一緒にいたいから
もう生き返らないのかもしれない、、、
 
実は私、この絵本の良さを
うまく言葉で表すことができませんでした。
 
「中田敦彦のYouTube大学」では
最後のページの1文
 
ねこはもう、けっして
生きかえりませんでした
 
これが
ハッピーエンドに聞こえる
 
この体験がこの絵本を特別なものにしている、
そうあっちゃんは語っていました。
 
娘の感想に似ている、と思ったのでした。

 

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