娘は小1(アメリカの小2)です。
生まれも育ちもアメリカなので、
英語が一番大事。
「日本語難しい、もういや」
という日がくることも、ある程度想定内です。
うちは年齢相当か
それ以下の家庭学習しかしていませんが、
小学校の教科書に出てくるのが確実なお話は、
3歳ぐらいのころから読んでいました。
小学生になったときに
これ知ってる→わかる
→日本語たのしい
となって欲しかったので。
『おむすびころりん』もその一つです。
ある程度の内容が分かれば、
その学年になって教科書を読んだときに
有利かなと思って
娘が3歳のころにこの絵本を買いまいした。
この単元でどんな質問が出るかも
だいたい想像して、
娘があらすじは暗記できるほど
何度も読みました。
<私が想像した質問>
おじいさんがおにぎりを食べようとして、
そのあとおにぎりはどうなりましたか?
おじいさんはどうして
二つ目のおにぎりを穴に落としましたか?
おじいさんが落ちた穴は、なんの穴でしたか?
ねずみはおじいさんに何をしましたか?
などなど。
単元テストでは
こういうことを聞かれるだろうと想像して
何度も何度も読みました。
でも、一番覚えて欲しかったのは
教科書に書いてあるように
おむすびころりん
すっとんとん
ころころころりん
すっとんとん
のフレーズでした。
けれどもこの絵本では
スッテンテレツク テンテンテン
なんで、
おむすびころりん
すっとんとん、が
スッテンテレツク
テンテンテン
どういうことだと、ちょっと調べてみたら
「すってんてれつく」とは
囃子 (はやし) の太鼓などの音を表す、
のだそうです。
これはこれで
大事な日本語じゃないですか
絵本を読まなかったら気づかなかった
日本語や日本の文化が
まだまだたくさんあって、勉強になります。
ところで「東大王」による
日本人が好きな昔話ランキングで
『おむすびころりん』は
10位でした。
ところで娘、
おにぎりとおむすび
別物だと思っていました
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