先取りのつもりだった おおきなかぶ | 毎日読み聞かせ in アメリカ

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アメリカ永住組。ひとり娘(2013年生まれ)の日本語はどうする?とりあえず毎晩読み聞かせをやってます。子育てをするなかで驚いたことや気づいたこと、アメリカの公立学校のこともつづっていきます。

娘は小1です。

生まれも育ちもアメリカなので、英語が一番大事。

 

「日本語難しい、もういや」

 

という日がくることも、ある程度想定内です。

 

うちは年齢相当かそれ以下の家庭学習しかしていませんが、小学校の教科書に出てくるのが確実なお話は、3歳ぐらいのころから読んでいました。

 

小学生になったときに

これ知ってる→わかる→たのしい

 

となって欲しかったので。

 

『おおきなかぶ』もその一つです。

 

ある程度の内容が分かれば、その学年になって教科書を読んだときに有利かなと思って。

娘が3歳のころにこの絵本を買いまいした。

小1の国語の問題集も持っていて、この単元でどんな質問が出るかもだいたい把握していたので、

 

『うんとこしょ、どっこいしょ』

の掛け声や、

誰が誰を引っ張るのか、が分かるようになればいいなと思って何度読んだか。

 

その甲斐もあって、

ねずみがねこをひっぱって、、、、、、おじいさんがかぶをひっぱって

 

のくだりも暗記することもできました。

これで進研ゼミ1年生をやるときはラクになるはず、

とほくそ笑んだのも束の間。

 

先月届いた教科書を読んで、あれれ、何か違う。

いろんな訳があるから細かい違いはいっぱいあるのは分かります。

 

たとえば

 

絵本  「おじいさんが かぶをうえました」

教科書 「おじいさんが かぶのたねをまきました」

 

絵本  「あまい げんきのよい とてつもなく おおきいかぶができました」

教科書 「あまい あまい おおきな おおきな かぶになりました」

 

などなど。

多少の訳の違いはありましたが、だいたい同じようなことをいっているのでそれは問題なし。

娘も絵本を全て暗記しているわけではないので、違いにも気づいていません。

 

 

でも、そんな娘が「あれ?」といったのはココ↓

 

絵本

 

教科書

 

 

<1>

絵本では 

〇〇が▲▲をひっぱって

 

教科書は

▲▲を〇〇がひっぱって

 

<2>

絵本では

ねずみがねこをひっぱって、ねこがいぬをひっぱって、と小から大ですが、

 

教科書では

かぶをおじいさんがひっぱって、おじいさんをおばあさんがひっぱって、と大から小なのです。

 

絵本と違う~ガーンと娘も気づいた。

<2>は特に。

なんで順番が違うんだ~

 

と、先取り学習したつもりが、逆に混乱させてしまいましたショボーン

 

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