この絵本も日本へ帰国した家族のガレージセールで見つけました。
少し文章が長いかなと思ってしばらく本棚に置いていましたが、娘がプリKのときに、先生に読んでもらったと言ったので、それ以来もう2年以上経ちますが時々読み聞かせに登場しています。
ネコ、リス、アヒルはいつも仲良しで3人でおいしいかぼちゃスープを作ります。そしてそのあとは音楽会。
3人の役目は決まっていて、いつも同じ人が同じことをしています。
でもアヒルが、いつもはリスがやっていることを自分もやりたい、と言い出して大喧嘩になり、家出をしてしまいます。
リスとネコはいつまでも帰ってこないアヒルを心配して、もしかしたら自分たちより気の合う仲間ができて、もう帰ってこないんじゃないかと不安になります。
でもアヒルは帰ってきました。リスとネコはアヒルがやりたいといったことをさせて、3人でおいしいスープを飲みこれでハッピーエンドかと思ったら、またアヒルが問題発言をして大喧嘩、というところでお話は終わります。
やりたいことをきちんと主張するのはとても大切ですが、場合によってはケンカになっちゃうよ、というお話でした。