こんたのおつかい | 毎日読み聞かせ in アメリカ

毎日読み聞かせ in アメリカ

アメリカ永住組。ひとり娘(2013年生まれ)の日本語はどうする?とりあえず毎晩読み聞かせをやってます。子育てをするなかで驚いたことや気づいたこと、アメリカの公立学校のこともつづっていきます。

 

娘が4歳のときに

日本に帰国する駐在員のおうちの

ガレージセールで買ったものです。

 

10冊まとめて10ドル

 

の中の1冊でした。

 

中身を確認することはできないけれど、

福袋を買うときのようなドキドキが味わえます。

アトランタ近郊には

日本の本屋も古本屋もないので、

娘には同じ絵本を

何度も何度も読み聞かせています。

だから、

内容は深く理解できるかもしれませんが

日常生活はほぼ英語なので

 

おいなりさん

しにものぐるい

じゅもん

 

などなど、この絵本で

初めて知った言葉がたくさんありました。

その時は分かったつもりでも

すぐ忘れてしまうと思いますが、

それでもいいと思っています。

使わない言葉は忘れていくものだし、

それでも聞いたことあるなあ、

なんとなくわかるなあ、

という言葉を多くなることを期待して

今日も読み聞かせしています。

 

こぎつねのこんたは

お母さんに頼まれて、

おつかいに行きます。

 

娘には、

こんたが一人で

外に出かけて行くというのが

理解しにくいところ。

 

アメリカは車社会だし

どこへ行くのも大人が一緒だからです。

 

そうだよ

日本では

小さい子供も自分で

学校や公園へ行くんだよ

 

というととても驚きます。

 

こんたは

お母さんが通ってはいけない

と言った「もりのみち」を歩いて

とうふやさんに行こうとするので、

「おに」「てんぐ」「おばけ」が出てきます。

どれもものすごく怖い絵なのですが、

怖がるこんたの顔がちょっとコミカルで、

小さな子供でも

それほどこの絵本が

怖いものではなくなっているようです。

 

こんたはおあげを買うのを忘れないように、

おあげ、おあげ

と言いながら歩いていたのが

いつの間にか

おばけ、おばけガーン

に代わっていて

おとうふやさんに

おばけ、ください笑い泣き

と言ってしまって、

大笑いされます。

娘も大笑いです。

 

この絵本は何十回も読んでいます。

娘は今8歳ですが、

今でも時々読み聞かせしています。

 

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