エコちゃんがドクターから
アルツハイマー型の認知症という
診断を正式にうけたらしい

これはエコちゃんがウナギイヌ子に
「私ね、胃がんっていわれたのよ」と
悲壮感なく
やたら楽しそうに報告してきて

驚いたウナギイヌ子がパン太に
確認のため連絡したところ
「胃がんはなんのことか知らないけど
アルツハイマーと言われた」答えたことでわかった

それにしても
弟のパン太は必要なことをちっとも
報告してこない

ウナギイヌ子が連絡しても
最小限の回答
一体何を出し惜しみしてるのか

嫁に出た姉達には
まだ報告の段階ではないとでもお思いか?


パン太とデイモンは
エコちゃんの支払い癖を悪用してる節があるので
お金の話が始まる前に
作戦でも練ってるんじゃないかと怪しんでしまう


とりあえず
ウナギイヌ子と私は
エコちゃんの様子を見に行った

診断されたからって
今までと変わることはないんだけど
念のために


とりあえず、現金の動きを確認した後
(冷や汗が出るくらい行方不明の現金が…汗

ランチでもしよ❤️と誘い出して
何を聞き出すでもなく
エコちゃんの話したいまま
自然の流れに任せてみた


エコちゃんは終始ご機嫌で

※この家はあなた達3人で平等に分けて欲しい

※あの人(デイモン)はいつもイライラしていている
いつか私が何もできなくなったら、子供達に対する口調を私にもぶつけてくるんだな、と思うと怖い

※波風たてるのは嫌だから黙ってる

※出て行くといわれたら止めないけど、出て行ってとは言いたくない→もめるから

※あの人(デイモン)は酒飲みだから


などなど
エコちゃんが私達に聞いて欲しい話は
ほとんどがパン太とデイモンの話


嫁に入ったデイモンと
我が家の生活習慣の違いや
嫁入り当初から炸裂していた
強烈すぎるキャラクターへの驚きと恐れが
未だぬぐいきれずにいるのだ

うちはこういう家ですよ、と
嫁入り時に教育すればよかったものを
エコちゃんはヤモGの親=はーちゃんが怖かったので
自分はあぁはなりたくない、と優しい姑に徹した


それがよくなかった…チーン


食事のたびに🍺を飲むとか
頻繁に飲み会🍶に出かけるとか
「おらぁー、てめーらぁ 」と子供達にカツをいれる姿が別に珍しくないっていうのは
エコちゃんにとっては男の世界の話

それを女子が、いや母親が
当たり前にやってることが
どうにも受け入れ難いらしい



切ないけれど、
心の奥底にある、何か特別な、
深い深い愛情をかけた人物(パン太)と
強烈なインパクトを放ち続ける人物(デイモン)だけは認知症をもってしても忘れることはないらしい


エコちゃんが穏やかに生活できるようにと
そそと寄り添おうとして
ある時は家庭を置いといて動いている
ウナギイヌ子と私なんかは
簡単に遠い霧の向こうに置き去りにされる


夜9時あたりを境に
「あなたたち、どなたさま?」
と言われる存在にすぎないのだ