悪い奴らが飛行機に乗って逃げる。
と、ジョン・マクレーンは燃料タンクのフタをもぎ取り、そこから流れ出るジェット燃料にジッポライターで火をつけ、決め台詞を吐く。
yippee ki yay mother fucker
![!!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
と、流れ出ててるガソリンの先に火が付き、そこから跡を辿って離陸しようとしている飛行機から流れ出てるガソリンを追って火が付いていき、あわや離陸寸前で引火し、飛行機はめでたく大爆発。
悪党どもは一網打尽の全滅。
若干、ヘビーではあるが、爽快とした結末。
そう、ダイハード2のラストシーン。
ところが、これ。
現実では悪人達はアッサリと逃げ切れることに。
なぜならば、ジェット燃料は液体状では引火しない。
つまり、漏れたジェット燃料にジッポライターで火が付かないという残念な結果となる。
燃料噴射機を経てようやく発火に至るので、ドボドボとながれてる状態ではなんともないらしい。
ちなみに、車のガソリンタンクに穴が開いて…というパターンもあるけど、実はこれも爆発には至らない。
ガソリンが燃焼する速度は時速約5km。
つまり、アクセルベタ踏みぐらいの勢いで逃げる悪者には到底火が追いつかず、これまたアッサリと逃げられてしまう。
現実とは厳しいものよ…。
詳細はhttp://toraqta.blog83.fc2.com/blog-entry-3427.htmlを☆
P.S. ダイハード2の空港での“雪”はトイレットペーパーを粉砕したものを撒いて撮影したらしい。そのため、劇中では顔についた雪が一切溶けない。