第100回歯科医師国家試験 | 琵琶湖を愛する歯科医のBlog

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17年振りに滋賀県帰ってきました(^^)

3月28日 14:00 厚生労働省にて第100回歯科医師国家試験の結果発表がありました。


インターネットでも見れるんですが、せっかくなので自分は友達数人と霞ヶ関は厚生労働省まで出向き、直接この目で見ることにしました。

試験の発表系のやつは大概長蛇の列で、時間もえらいかかることがザラです。
ですので、13時55分ぐらいに発表の場所である、2階講堂と呼ばれる場所にいきました。
なんと、既に数人が並んでおります…。

発表の方法は壁に受験番号が並んでいて、その中から自分の番号を探すという、目の検査顔負けのパターンではありません。横長の机が講堂に4つぐらい並んでいて、1つの机に2冊ずつ厚さ5ミリ程度の冊子が置いてあります。
それぞれの机の1メートルぐらい手前に机と平行に直線が引かれており、それより手前で待て注意的な感じです。まぁ空港のアレと同じ感じですね。
つまり、それぞれの冊子の前に数人ずつ並んでおり、自分らが並んだ列には既に3人ぐらいが並んでました。

14:00

閲覧開始時刻です。先頭の人が冊子に向かって前進しました。わたくしも若干の緊張とともに、前の人が見に行った分、空いたスペースへと足を進めます。



隣の列は2人目に突入してますが、俺の目の前の人は何か知りませんけど長い…

落ちたのか?? いや、ちゃんと見直してるのか??  何なのか????

どうする俺?????????







ともかく、前の人は笑顔一つ作らずに去っていきました。
勝手な予想によると、コケたんでしょうね。



さて、いよいよ俺の番です。


余談ですが、俺の受験番号はうちの大学の中で最も若い数字でした。
言い換えるのならば、うちの学校で先頭です。

そして今回、厚生労働省の第2講堂の中で、結果発表を見に来ているうちの大学生の中でも、順番的に俺がトップでした。
その俺が今、一歩を踏み出し始めました。

良くみるとただのガムテープのような線だが、38度線にも近いような緊張感のある線を、私は生まれてこの方みたことは無いかもしれません。

足元に引かれたその線を、いま正に俺のトルネードマートの皮靴が越えようとしている!!








…と、越えたードンッ







B3ぐらいの冊子が机の上に置かれている。

特にトラップは無いようだ。
冊子には受験地ごとにタグが付いていて、自分の受験地である“東京都”と書かれたタグをつまんでページを開いた…。


『それっプンプン!!







一番左上の数字がそのページでは一番若い。


『ええっと… 一番左上は…』






003●●番!?



いやいやいやあせる俺の受験番号、二桁ですけどっ!?!?!?叫び


…、さすがにこれは有り得へん。


冷静に考えて俺が落ちるわけが無い。万が一、いや、億が一で落ちたとしても、受験番号1~300番までの人間が落ちるわけは無い。




答えはすぐに出ました。

俺がつまんだタグをめくって東京都の発表が載っているのではなく、タグの付いてるページから東京都の発表やっただけの話です。





『ふぅ、やっぱりな(-"-;)』

気を取り直して再び見てみる。




『えーっと…、うわっめっちゃ飛んどやん汗




そうです。かなりのノリで番号が飛び飛び。




しかし、俺の番号はしっかりとその紙に印記されておりました。

従って、第100回歯科医師国家試験、討ち取ったりってことですグッド!

今日、保健所にて指定の手続きをしてまいりました。
歯科医籍に登録完了と取ってよいと思うので、
つまり、私は今日から歯科医師となったわけでした。


この1年間、本当に長かったですしょぼん
でも、頑張ってよかったー。
めでたしめでたし王冠2