将来の夢だった話。
一番最初に持った『将来の夢』はお笑い芸人だった。
小学校5年生くらいにボキャブラ天国とか、とぶくすりに影響受けて、フツフツとその想いが沸いてきて、中学校1年生くらいまでは『芸人に絶対なる』と大マジで想っていた。
好きなお笑い番組(吉本超合金や、オンエアバトル、コントS錠、初期笑う犬等)をビデオに録画しては半ば無理やり友達に貸したり、逆に後々見てなかったの借りたり。
中学生1年の時。
俺たちの中学校は、昼休みずっと(3年間)ケイドロや鬼ごっこをやっていた。
それはそれは本気の。
昼休み終わるまで、警察や鬼だった奴が色々な結構辛めな罰ゲームをする。書けないような事がメインの。
そう決まっていたからみんな本気だ。
途中で家に帰って隠れる奴も居れば、捻挫する奴、学校の2回から飛んで骨折する奴もいた。
俺も鬼で追いかけている時に、体育館のドアに手が挟まって指にヒビが入ったりもした。
そんな昼休みのある日、久々にケイドロの警察のまま終わる日が来た。罰ゲーム確定である。
その日の罰ゲームは意外と軽い、みんなの前で『面白いことをする』だった。負けたのは平田くんと武くんと俺。披露するのは翌日。
久々の罰ゲームで緊張したのと意外にハードル高いのに気付き、家に帰って、ノートにネタを書いた。ネタっていうか、当時大好きだったネプチューンのネタをノートに丸パクリで写した。
そしたら、それだけでなんかやれる気がした。今考えたら意味なんてわからないけどそれだけで『芸人なれる』って確信を持っていた。パクリなのに。中二病。
次の日、平田くんと武くんに、そのノートを見せて、『これやろう!てか芸人なろう!トリオで!』と言った。
すると二人の返事は、ノートに目も通さずに
『嫌やね』
だった。
俺はそっとノートと、芸人になるという夢を破り捨てて、
その日披露したのは一発ギャグだった。
盛大にスベった。
他の2人も一発ギャグをしていた。
2人とも全然面白くなかった。
この時に、お笑いは見る専門だなぁと心に刻み、夢1は終わりました。
バンドやっててよかった~。