http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/winter/news/20130830-OHT1T00085.htm


ソチ冬季五輪を目指すフィギュアスケート男子の18歳、羽生結弦(ANA)が30日、拠点を置くカナダから帰省中の仙台市内で練習を公開し、今季の新プログラムを披露した。ニーノ・ロータ作曲の映画「ロミオとジュリエット」の音楽を使うフリーで2種類の4回転ジャンプを決めるなど元気な姿を見せ「今季は夢の集大成。それだけの思いを込める」と話した。


 世界選手権で銅メダルを獲得した2季前もフリーで「ロミオとジュリエット」を演じたが「曲調が違うので、また違った雰囲気で滑れる。今できる最高のロミオをやりたい」と意欲的。ショートプログラムは世界歴代最高得点を連発した昨季と同じ「パリの散歩道」で「自信があるからフリーを重点的に練習できていい」と語った。フィンランディア杯(10月4~6日・エスポー=フィンランド)が今季初戦となる。