http://www.skatingjapan.or.jp/image_data/fck/file/2012_Figure/2012_13_FS_senkokijun.pdf


1 ジュニア・グランプリ・シリーズ


7月(予定)に派遣選手選考会を開催して決定する。一部の選手は昨シーズンの実績で選考会を免除することがある二戦目は原則として、ファイナルに残る可能性のある4位以内の者を上位から選考する。


2 世界ジュニア選手権大会


全日本選手権終了時に、以下の基準のいずれかを満たす者から総合的に判断して決定する。なお、候補選手となるには、当該年度のジュニアのショート・プログラム課題で、十分な得点を獲得できる実力を当該シーズンのいずれかの競技会で示していることが必要である。
① 全日本ジュニア選手権3位以内
② ジュニア・グランプリ・ファイナルの日本人上位3名(参加が3名未満の場合はジュニア・グランプリ・シリーズのランキング上位3名)
③ 全日本選手権参加者のうちジュニア年齢で派遣希望のある上位3名
(ただし、当該年度のジュニアのショート・プログラム課題で、十分な得点を獲得できる実力を示していることが必要である。)
④ 全日本終了時点でのワールド・スタンディングのうちジュニア年齢で派遣希望のある上位3名
最終選考会である全日本選手権への参加は必須である。


3 シニア・グランプリ・シリーズ


5月中旬のセレクション・ミーティングで決定されるが、事前に選手の希望を聴取する。


4 世界選手権大会


全日本選手権終了時に、以下の基準のいずれかを満たす者から総合的に判断して決定する。
① シニア・グランプリ・ファイナルの日本人上位3名(参加が3名未満の場合はシニア・グランプリ・シリーズのランキング上位3名)
② 全日本選手権3位以内
③ 全日本終了時点でのワールド・スタンディングで上位3名
最終選考会である全日本選手権への参加は必須である。
なお、過去に世界選手権6位以内に入賞した実績のある選手が、シーズン前半にけが等で上記の選考対象に含まれなかった場合には、世界選手権時の状態を見通しつつ、選考の対象に加えることがある。


5 四大陸選手権


全日本選手権終了時に、以下の基準のいずれかを満たす者から総合的に判断して決定する。
① シニア・グランプリ・シリーズのランキングで上位6名
② 全日本選手権6位以内
③ 全日本終了時点でのワールド・スタンディングで上位6名
ワールド・スタンディングのためのポイント獲得を考慮して選考する場合がある。
最終選考会である全日本への参加は必須である。
なお、過去に世界選手権6位以内に入賞した実績のある選手が、シーズン前半にけが等で上記の選考対象に含まれなかった場合には、四大陸選手権時の状態を見通しつつ、選考の対象に加えることがある。


6.その他の国際競技会派遣


ノービス国際競技会については、全日本ノービスの上位選手を選考対象とする。有望新人発掘合宿で選考する場合もある。
ジュニア国際競技会は、ワールド・スタンディングのポイント対象とならないので、原則として派遣しないが、ジュニア年齢で、国際シニア競技会に参加できない年齢の選手を選考することがある。
シニア国際競技会については、事前に参加不可能な競技会を調査した上で、強化方針に従って、派遣先を決定する。
これらの国際競技会に派遣する場合にはブロック選手権は免除対象として考えるが、東西選手権の免除対象とはしない。
強化選手が希望する場合には、自費参加を許可する場合があるが、自費参加の場合にはブロックおよび東西選手権の免除対象とはしない。
ペア、アイスダンス及びシンクロについては、上記によらず、国際的な競技力を考慮して決定する。


以上、特殊ケースを除き強化部推薦→フィギュア委員会承認→理事会および選考委員会で最終決議され承認される。