フィギュアスケートの世界選手権(25日開幕)で男子2連覇を狙う高橋大輔(関大大学院)は23日、開催地のモスクワに向け出発する前の成田空港で「2連覇は難しいと思うけど、できると信じてやりたい」と抱負を述べた。小塚崇彦(トヨタ自動車)も出発した。


 当初3月に東京で開催されるはずだった大会は、東日本大震災の影響で中止された。約1カ月遅れての代替開催となり、集中力の維持に苦労したという高橋は「試されているのかな。(期待に)どれだけ応えられるかで、自分がまだまだなのか、強かったのかが分かる」と今季最後の大舞台を位置付けた。


 モスクワには2005年世界選手権で15位に終わった苦い思い出がある。「ボロボロだった。リベンジじゃないけど、成長したところを見せたい」と誓った。


http://www.sanspo.com/sports/news/110423/spm1104231212000-n1.htm