【ロンドン時事】国際スケート連盟(ISU)は21日、フィギュアスケート世界選手権の日本での延期開催を断念したと発表した。当初はこの日に東京・国立代々木競技場で開幕する予定だったが、東日本大震災の影響で取りやめていた。


 ISUは公式サイトで「日本での開催方法を模索してきたが、日本スケート連盟から辞退せざるを得ないと連絡があり、これを受け入れた」としている。代替開催地として複数の打診があり、時期や場所の決定には時間を要するという。


 日本連盟は、ISUから大会の延期が可能かどうかの打診を受け、今秋の開催を検討していた。


 ISUによると、4月中旬に横浜アリーナで予定していたフィギュア国別対抗戦に関しては、1年後の来年4月に日本で開催することにした。


http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2011032100383