誰しもがコンプレックスをもっていると思う。
そしてコンプレックスって、あまり晒したくないという気持ちがあったりするんじゃないかなと思うんです。
私ももちろんずっとあった。"恥ずかしい"から。"恥"だからだ。
だから、とある時期までは、ピアノ弾くときはスワンネック変形する指のことや猿腕のことは気づかれたくなかった。
なぜなら
"こんなんでピアノ弾いてんの?"
って思われたくなかったからだ。
「ピアノに向いてない指をしているね」
小学校低学年でピアノの先生に言われてしまった私は、ムカついたし、悲しかったし、
それからずーーっと私のなかに残る言葉となってしまったんだ。もう何十年と、その残った"言葉"と"私"は過ごしてきている。
だからピアノ弾くときは極力隠して弾いていた。
海外の先生のマスタークラスを受講したりするときや、その時にしか接触しない先生なんかなおさらわざわざ言わない。
でも、
やはりわかる方はわかる。
一流のピアニスト指導者ほど、見抜き、指摘する。レッスン初日に。
なんかおかしい〜笑!!!って、悪気なく、まったく悪気なく大笑いされたことが私はある。w
上半身や手首の形の滑稽さを、
世界的に有名なピアニストの師に。
でも見抜かれても、
それをどう指導したらいいかわかる人はいないんじゃないかとおもう。
その環境に対し、長年経験した私は、
無意識レベル感で蓄積されたからなのか、
"頭にきている" 私が"私のなか"にいるのである。
「くそったれ!みてろよ!
絶対この指でも上手に弾けるようになれるんだからな!ふざけんじゃねぇ!なめんじゃねぇばっきゃろう」
…みたいな感じの気持ちが、
私の中にはあるということなのだ。w
演奏におもいきり自分の音を奏でると、
その気持ちを癒すことができるんだ。
「なめんなバカヤロウ」という気持ちも混在しながら演奏を、奏でるのだ。
でも音色には寄り添って本音を奏でるということから、
悪い演奏では無いんだよ。
*
HAPPYちゃんと出会い、
私の唯一無二奏法であるスワンネック奏法が誕生した。
このスワンネック奏法を体感してからの私は、
指がひっくり返ろうが、
力加減の調整や角度をミスろうが、
今までの私ならば"演奏するうえでイッカンの終わり"…と思っていた調整することが命な私だったけれど、
"どんなことがあったって弾ける"
という、
"確固たる信念"が、
強くなることが出来たのと、
"私これで大丈夫だったんだ"
という気持ちに
包まれることができたんだ。
そして、
スワンネック変形する指と猿腕をセットでもっている人は、
ピアノを勉強していくときには
まず自分から指導者に、この指と腕を知ってもらうということを、
勇気をもって知ってもらうほうがいい。
スワンネック奏法で奏でることも出来るから、奏でたい気持ちは封印しないでほしいな。