新年を迎えて今年の目標等を立てる方も多いのではないかと思います。

私も昨年末に時間をとってノートに色々と書き留めました。

年末年始というわけではななく、
1年を通して今の課題や気持ち等を文字に落とすことをしています。

日常的にそのような事をしているのですが、
最近考えるようになったことは、
今この時をより強く意識して過ごし、
今日一日を大切に生き切ることの重要性です。



こう書くと当たり前のことのように読めるのですが、
本当にこういう事を意識して日々を過ごしているかと振り返ると、
なかなか出来ていないと思っています。

将来の計画を立てる、未来を考えるということを
やめるといったことではなく、未来の予定や計画を立て、
それを実行することに意識を注ぎ過ぎているのではないかと思うのです。

将来の計画を立てる、未来を考えることは大切なことです。
それによって日々の過ごし方が具体的になるからです。
ただ、その注力の度合いが未来に偏り過ぎているように思えるのです。

そんなことを考えていて思い出すのが幼少時の父からの言葉です。

私は3歳から腎臓病で毎年のように入院をするような生活だったのですが、
薬の副作用などもあり辛い時期は、
「これから先もこんな苦しい毎日をずっと過ごさなくてはいけないのか…」
と心配ばかりし、

そのせいか、病気以外の様々なことでも、
先々のことを考えるあまりに常に不安な気持ちになっているような、
そんな考え方の癖がついていました。

そんな私に父はしょっちゅう
「先々のことを考えていてもしょうがない、今頑張ればきっといいことがある」
といった事を言っていたのです。

当時はそう言われても全くピンときていませんでした。

そして、もちろんいいことばかりが起きたわけではありませんが、
「今この時」を意識することが、
どれだけ大切なのかは理解できるようになりました。

マインドフルネスとか、仏教での刹那主義にも近い考え方といえますが、
「今この時」「今日一日」を大切にして生き切ること。
この事をもっと私たちは意識する必要があるのではないでしょうか。

今この一瞬の積み重ねが未来をつくっていく
という当たり前のことをもっと意識したいと思っています。

(2026年1月16日配信 じんラボメルマガ「所長通信」より改変)