先日高校の同級生と食事をしました。

ここ数年は年に1回程度会っているのですが、
個人的にとても楽しみなイベントとなっています。

出逢ってから40年以上経ちますが、
今でも会った瞬間にあの頃に戻れるような感覚もあり、
昔話しは尽きることなく、近況を報告し合ってもいます。



「過去は振り返らず、未来を向く」という言葉を見聞きします。

もちろん、未来志向でいることはとても大切だと思いますが、
過去を振り返り思い出に浸りながらも、

それを、今、そしてこれからの生活の潤滑油にするかどうかが
大切なことなのかもしれない、
そのバランスが肝要なのではないかと思っています。

過去に縛られ過ぎたり、
未来だけをずっと見ているようなバランスを欠く極端な思いに捕らわれすぎると、
いつの間にか生きづらくなってくるような気もするのです。

「回想法」という心理療法があります。

認知症の方へのアプローチとして知られていますが、
それだけではなく、脳を活性化させ、
ストレスを解消する効果があると言われています。

まさに気の置けない高校時代の仲間と話すことは、
みんなで昔を思い出そうという共同作業であり、

ストレス解消になりますし、
加えて、みんなが頑張っている姿を見て、
自分も明日から頑張ろうという未来志向にも繋がっています。

「回想法」という言葉だけ見ると、なんか堅苦しく感じてしまいますが、
気の置けない仲間との語らいは、
生きる活力になる大切な時間であると歳を重ねるごとに強く感じています。

これからも思い出に浸る時間を大切にしていきたいと思います。

★過去を思い出す回想法は、脳の健康維持に効果大(Active Brain CLUB)

(2025年8月1日配信 じんラボメルマガ「所長通信」より改変)