先程、いつもは音楽を聞くためにテレビからCDに切り替えようとしたら、長淵つよしが、医療従事者のために作った「シャクナゲ色の空」だったかな、を屋上で歌う場面に出くわした。医療従事者の方たちは20名ほど聞いてらっしゃった。今まで、長淵つよしの歌に関心をしてよせた事は一度もなかったけれど、歌うその姿は、歌というより、心を絞り出すような面もちだった。医療従事者の方たちも毎日が真剣勝負、長淵つよしも真剣勝負、声という手段で。見ていて、自分の思いを放出させる明確な手立てがあるって、とても羨ましいなとつくづく思った。それも、一人よがりじゃなくて、相手に伝わる力がある事が。