「このお腹の脂肪、なくなってほしい!」

「二の腕をスッキリさせたい!」


そう思ってピラティスに励んでいる方

たくさんいらっしゃると思います。


でも、頑張って燃やしたその脂肪が

最終的にどこへ行くのかご存知ですか?


実は、脂肪は汗だけで消えていくわけではないんです。


今回は、そんな 脂肪の行方 を通して、

より効率的に理想の身体に近づくためのヒントをお届けします◎


⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


脂肪は「エネルギーの貯金箱」



私たちの体はとても賢くできています。

食事で余ったエネルギーは、

いざという時のために「中性脂肪」として脂肪細胞に蓄えます。

これが、私たちが「脂肪」と呼んでいるものです。


そして、ピラティスのような運動で

消費エネルギーが摂取エネルギーを上回ると

体は蓄えていた脂肪を「燃料」として使い始めます。


脂肪はまず「脂肪酸」と「グリセロール」に分解されて

血液中に放出され、

エネルギーを必要としている筋肉細胞へと運ばれていきます。


⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


脂肪の最終的な出口は…?


筋肉細胞で酸素と一緒に燃やされた脂肪は、

体を動かすエネルギーに変換されます。


そしてその最終的な代謝物は、

なんと「二酸化炭素」「水」なんです。


二酸化炭素 (約8割)

 燃えた脂肪の大部分は二酸化炭素に変わり、

呼吸、つまり「息を吐くこと」で体の外へ。


水 (約2割)

残りの脂肪は水に変わり、汗や尿として排出されます。


つまり、頑張って動いて燃やした脂肪のほとんどは

「フゥーッ」と吐く息と一緒に、

体の外に出ていってくれているのです。


「呼吸が深いほど、脂肪を外に出す力が高まる」

そう考えると、呼吸ってすごいですよね🌿


⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


脂肪を吐き出す呼吸を習慣に


日常生活の中でも、

私たちは思っている以上に呼吸が浅くなりがちです。

デスクワークやスマホ姿勢、ストレスなどで胸が縮こまり、

酸素が体のすみずみまで届きにくくなることも。


ピラティスでは、呼吸を意識しながら動くことで、

代謝を高め、インナーマッスルを目覚めさせることができます。


︎︎︎︎︎︎🌼 深い胸式呼吸で代謝アップ

🌼 お腹の奥から息を吐くことで体幹が安定

🌼 背骨や肋骨がしなやかに動き、血流もスムーズに


呼吸に意識を向けるたびに、体の中で“循環”が生まれ

脂肪を外に出すスイッチが自然と入っていくのです◎


脂肪はただ汗で流れて消えるのではなく、

私たちの呼吸や身体の活動によって、

エネルギーに変わり、息として排出されていきます。


だからこそ、

「もっと頑張らなきゃ」ではなく

「もっとやさしく息をしよう」


その一呼吸が、理想の体への第一歩です🕊


Pilates Studio 92%