一般相対性理論によってブラックホールの存在を予言したアインシュタインは、天才物理学者と言われていますが、実は大学は卒業したものの、大学での職を得ることが出来ず、最初の特殊相対性理論を発表した時には、スイスの特許局に務める公務員だったそうです。

 

僕が想像する偉大な研究というと、大学や研究所でそれなりの設備を使って行われるというようなイメージがあるのですが、アインシュタインの場合は物理学の中でも理論物理学という分野で頭の中で理論と組み立てていく学問なのだそうです。別の仕事をしながら、空いた時間に自分の頭の中で根気よくあらゆる思考を繰り返すことで、一人で宇宙レベルでしか確認できないような世界の法則を考え出したということになります。

 

技術の進歩により少しずつ宇宙へ出て行って実際に調査したりできるようになってきていますが、それでも宇宙は僕たちが気軽に見に行けるところではありません。確かに天才だから出来るのだとは思いますが、そこまでとは言わないですが、少なくとも天才が教えてくれた宇宙レベルの壮大な事実を少しでも理解できるといいなと思います。