直観力は大人になるほどに磨かれる

 

直感は無意識の働きから導き出される、言葉では説明できない考えのことでした。

直感についてはこちらをご参照下さい。

 

ところで、人は子供の頃はどんどんと成長していきますが、大人になったら成長しないと考えられていると思います。事実、人の体はだいたい15〜18歳くらいで基本的に成長は止まってしまいますし、脳も色々説はありますが、長くても25歳くらいまでには完成に至るようです。脳神経の数で言えば6歳くらいがmaxで、それからは減少していくと言われています。

 

 

しかし、脳の中でも2ヶ所だけ大人になっても成長を続ける場所が見つかりました。それは前頭葉(脳の前の方)と基底核なのだそうです。基底核と言えば、直感の働く部位でした。つまり、直観力は大人になっても、今からでも、使い方によっては成長していく可能性があるということではないでしょうか。

 

直感は繰り返しの練習や、同じ経験の積み重ねにより、身についた膨大な情報から無意識によって導き出された答えでした。そう考えると、当然ですが、人生の中で経験が増えるほどに直感を導き出すための情報や技術は増えていくと考えられますから直観力はどんどん磨かれていくという訳です。

 

確かに、仕事でも、スポーツでも、「ベテランの勘」みたいなものありますし、ベテランだからこそ分かるものもあるように思います。

 

 

ますます直感を意識してみたい気持ちになります。