母と別れてもう一年超えた
認知症の母は奈良のグループホームへ
隣の老人のために年老いた母はノイローゼになって、息子はどうすればいいのか分からず、グループホームへの手続き取るまでしんどい毎日だった
誰にも相談できず親子で心中しかけた時もあった
グループホームまで三時間かかるためにおいそれと行き来できない
せっかく家の辛いことも忘れているのに息子が会いに行くとあの時の事がフラッシュバックするかもしれない
母とはこの世の見納めかと思うから母との別れ際が辛くなって泣くかも知れないだから母に会いに行くのは嫌だと思う毎日
自由の時間ができて怪談会に行ける様になったけど
二人暮らしの時は自分にはとても縁がないと思っていたから
怪談師の方たちにもお会い叶ったけどね
母を放って置いているという罪悪感的な思いが離れない葛藤とせめぎ合い勝手なことして新宿に行ったり六本木に行ったり上野に行ったり今年だけで京都から何回東京に行った?何回怪談話しをした?下手くそなくせに人見知りのくせに母との二人暮らしの生活が長かっただけなのに広い世界を知らなかったくせに中学卒業して生活保護の暮らしを家計を支えるためにすぐ栄進電機に就職して勝手に鬱を発病して勝手に病気になったくせに
来年は怪談会に行けるかどうか
自分も母と同じようになりかけたから
そんな自分の過去を誤魔化せない
鬱になったなんてみっともないような
自分はやっぱり人と比べてしまう
拭い去れない虚無感と劣等感
好きな相手にはそんな自分が余計にね
「鬱?病気?キモい」と思われるかもしれない
思われたくないやっぱりその人には自分なんかよりもっとまともで健康な人がいいだろうから
その人には会わない方がいいのかもしれない
決して容姿端麗じゃない自分
歳だけ無駄に重ねていて
自分ひとりくらい 会わなくてもいなくなってもどうって事ないだろうから