ゴールデンボンバー


全国ツアー2024


「金爆は

どう生きるか」

〜意外ともう結成20周年ツアー〜





㊗️無事完走㊗️

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今年は演劇はありませんと昨年のブログで発表されていたのになんで演劇まとめ??と思ったそこのあなた!

実はよくブログを読むと、「鬼龍院翔先生の脚本による
演劇は今回はありませんとなってるんですよね

はて…🤔💭

昨年に引き続き、パンフレットの方に台本が載っていたのですが、それを丸写ししてしまうのはなんか違う気がしてるので、今年はとある先生のクソ長脚本に目を通しながらまとめを書いていきます!

冒頭からだいぶ修正されているので、元脚本とは言え記憶頼りだわ…🤔(初っ端からつまづいた)

それでは、始まり、始まり


7月20日追記
セミファイナルの日に書き終えて、そのまま演劇を見たのですが、まあ違うね!でも直すと一生終わらないのでそのまま投稿しますちゅー
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2023年11月15日(水)キリショー☆ブログより抜粋

〜中略〜


毎回ツアーでは基本的に鬼龍院翔脚本の演劇があるのですが、


今回はありませんm(_ _)m


〜中略〜


「またすぐこの規模の演出があるワンマンライブを作るのは正直脚本を考えて作っている身からして難しいと感じている、(特に「演劇」部分)」


〜中略〜


来年のツアーは鬼龍院先生脚本の演劇はお休みさせていただくことになりましたm(_ _)m


すみません!m(_ _)m



元記事

キリショー☆ブログ






(鬼龍院自宅にて)


鬼「クソッ…演劇の台本が書けない僕なんかに価値なんてないんだ…」


脚本が書けない葛藤を酒でごまかしていた時、つけっぱなしにしていた生配信から衝撃の事実を知ることになる…


??「ゴールデンボンバーのワンマンには毎回演劇が挟まるんですど…」


鬼「?」


歌「去年の演劇なんか鬼龍院さんと毎晩電話してましたからね、あのコーラス部の映画があるとかっていうくだり、あれ僕の提案ですからね」※実話


鬼「え?な、何言ってんだ?」


歌「だって鬼龍院さんがそんなの知ってる訳ないじゃないですか(爆笑)セリフの部分で妙に説明臭い部分とかあったら、それ僕が考えたやつですから(暗黒微笑)※実話


鬼「え?え?…確か1回だけ、こんな映画ってあるの?って電話で聞いて、うん、その1回きりだよな、うん」



すごい!

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もう全部任せてもらったら?

サムネイル

なんか苦しんでたもんね〜

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鬼「コメント欄もなんか信じてるし…!?」


ゴーストライター歌広場淳

サムネイル


鬼「!!!!!!」


歌「ま、鬼龍院さんはこの配信見てないと思うんでね(大草原)」※実話


めっちゃ見てる


歌「まあ、見てたとしても全然怒らないと思うし(プゲラ)」※実話


鬼「(激怒)」


鬼「こうなったら、今度の演劇の脚本は歌広場に書かせてやる!!」



こうして、


ゴーストライター歌広場淳脚本による


演劇が

(メンバー、スタッフの加筆修正多々あり)


満を持して始まる




────僕の名前は鬼龍院翔、年齢は…よくわからない。とういうのも、生まれた頃から両親はおろか、自分の誕生日も何も知らず生きてきた。そんな中で生きていたせいか、僕には一切感情がない。そんな僕を茶化して人は「感情を殺す」と言う意味で「キル」と呼んだ


(とある喫茶店、カランカランという音と共にキルが入店する)


歌「あ!キルさんいらっしゃい!いつもので良いですか?」


(頷くキル)


歌「そうだ!これ見てくださいよ!」っ🧪


キ「歌広場くん、また推しのグッズに給料全部つぎ込んだの?」


歌「推しがいるから頑張れるんですよ!キルさんも、推し活してみたらどうですか?」


キ「無理無理、第一僕には人を好きになるなんて感情がわからないんだ、推し活なんてできるわけない」


歌「でもキルさん、昔よりずっと優しくなりましたよ!最初はめちゃくちゃ怖かったですもん」


キ「え?本当に!?僕そんなんだったの?」


歌「そうですよ!もうそんなキルさんに、いつまで経っても僕の推しの名前覚えてくれないんで、今度の日曜日一緒にサイン会に行きましょう!コレ、日付と会場メモしたやつです!後僕のオススメの曲です!絶対聞いてくださいね!じゃ!僕買い出し行ってきまーす!」


キ「あ、ちょ!ちょっと!歌広場くん!って、行っちゃったよ…なになに」


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


────次の日曜日、僕は歌広場くんに言われるままにイベント会場へと足を運んでいた。


キ「すごい人だね…」


歌「そりゃそうですよ!なんてたって、彼女は今世紀最大のスーパーアイドルなんですから!そんな事よりもうすぐ始まりますよ!!」


??「みなさーん、お待たせいたしましたー❤今世紀最大のスーパーアイドル、ゆた子の登場でーす❤」


※実際はもっと可愛くてセクシーだった、演劇史上めちゃくちゃ好きなキャラクターでした


キ「!??あ、あれがそうなの!??」


歌「違いますよ!あの人は事務所の社長です」


キ「あれが社長なのか…」


歌「ほら、ゆた子ちゃんが来ますよ!もうめちゃくちゃ可愛いからキルさん、惚れないでくださいよ〜」


キ「惚れるだなんて…あるわけ…」


社長「ゆた子ちゃーん❤」


ゆた子「はーい!ゆた子で〜す❤みんなの笑顔を独り占め、みんなの股間を独り占め、今世紀最大のスーパーアイドルゆた子です❤ワワワワー」


※活動休止前のクリスティーネゆた子



キ「か!可愛い!!!」



01.愛してると言えなくて


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


歌「キルさん!列進んでますよ!」


キ「あ!」


歌「もうどうしたんですかー、さっきっからボーッとしちゃって」


キ「いや、別になんでもない、ってか彼女ってどんな人なの?」


歌「おや、キルさんさては興味を持ちましたね〜!」


キ「そんなんじゃないよ」


歌「彼女はですね、昔はクリスティーネゆた子って名前で活動してたんですけど、とある事件をきっかけに活動を休止、その後ゆた子として再デビューしたんです」


キ「…ある事件って?ストーカーに襲われたとか?」


歌「そんなんじゃないですよ!殺人未遂です!」


キ「殺人未遂!?」


歌「はい、ゆた子ちゃんが1人で歩いてる時にエスカレートしたファンがナイフで襲おうとしたみたいで、運良く通りかかった人が助けてくれたから良かったものの、本当に危なかったんですよ」


キ「行き過ぎた感情だな」


歌「でも、僕少しだけわかるんです、ゆた子ちゃんを独り占めしたいって気持ちがエスカレートしてそうなっちゃうんですよね」


キ「なんだそれ、バカバカしい」


 ̄ ̄ ̄


キ「それにしても、元気な子だね」


歌「そうなんですけど、ゆた子ちゃん最近仕事詰めすぎてて、今日だけで5現場を終えてきてるんです」


キ「5現場も?!働きすぎじゃないか」


歌「それに、ちょくちょく体調不良で休むことも増えてて、あの社長のせいで!きっとゆた子ちゃんが稼げる時に働かせまくって、いらなくなったら捨てるつもりなんだ!!鬼!悪魔!白塗り!!」


キ「ちょっと言い過ぎだよ!」


社「次の方どうぞー❤」


キ「あ…………」


ゆ「?」


歌「ちょっとキルさん!」


社「!?」


歌「サイン会なんだから、名前とか言わなきゃですよ!」


社「あなた…キルって言うの?」


キ「え?」


社「まさか、仕事で来たわけじゃないわよね…?」


ゆ「社長知り合いなのー?もしかして関係者さん?」


社「いやなんでもないわ、ごめんなさい、きっと人違いね」


ゆ「ふーん」


歌「ほら、なんか言って!」


鬼「あ、あの友達に教えてもらって聞いた「もうバンドマンに恋なんてしない」って曲、あれ良い曲ですね」


ゆ「あら、ありがとー!あんたキルって言うの?変わった名前ね」


キ「まあ、あだ名みたいなもんだから」


ゆ「ふーん、平仮名?カタカナ?」


鬼「えっと、カタカナで」


ゆ「それにしても、あんた怖い顔してるね、この後のライブ絶対来てよね!あんたみたいな人を笑顔にするのが私の仕事なんだから!!」


鬼「え、あ、うん…」



(キルの番が終わり意気揚々とゆた子に近付く歌広場)


社長「はい、今日はもう終わりでーす帰った帰った!」


ゆ「あっち行きなさいよ!!」(と言いながら色紙を投げる)


※この部分はいつもアドリブ


歌「はあ、ゆた子ちゃん今日も可愛かったなぁ〜」



鬼「あ、ごめん仕事の電話だ」


??「次のターゲットが決まった、画像を送る」


鬼「ったく、こっちの意見もお構い無しで勝手に話やがって…」


歌「あれ?キルさん、早速ゆた子ちゃんの画像保存してたんですかー!」


キ「ち、違う、これは仕事の連絡で…」


歌「えー?でもその画像、ゆた子ちゃんの最新のアー写ですよ!」


キ「え…」



────俺の名前はキル、職業は「殺し屋」



02.お前を-KOROSU-


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

─────あれから一週間、僕は次のターゲットであるゆた子の行動パターンを把握する為にライブの現場には必ず行き、入り待ち出待ちを繰り返した。その姿は、推し活をするファンそのものだった。

キ「ふむふむ」

歌「いやーでもキルさんがこんなに熱心にファンになってくれるなんて思いもしなかったですよ!」

キ「そうか、ライブの終了後は必ず一時間後に楽屋を出るんだな…」

歌「なんか言いましたか?」

キ「いや、なんでもない!」

歌「でも心配だなぁ、最近ライブを直前で休む事が増えてきたし、ゆた子ちゃん体壊しちゃうんじゃないかな」

キ「そうだな、入院でもされてセキュリティがキツくなるのは困るからな…」

歌「セキュリティ?」

キ「あ、いや、こっちの話!」

(」 ´ ▽ ` )」📱メールだよーんメールだよーん 

歌「ん?なんだろう…え!!」

キ「どうしたの?」

歌「ゆた子ちゃんが、次の日曜日のライブを最後に活動休止するって!!!!!やっぱり社長だ!!!!あの社長のせいなんだ!!!くそう!許せない!!!!ちくしょう!!!!!」走り去る

キ「え、あ、ちょっと!歌広場くん!…って行っちゃった…いや、こんな場合じゃない、急がなくちゃ」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

次の日曜日

スタッフ「ゆた子さーん!アンコール鳴り止みません!どうしますかー?」

楽屋で疲れきって項垂れるゆた子

ゆ「はい、少し休ませてください…」

社「ゆーたー子ー!!もう!お客さんがゆた子の事待ってるわよー❤」

ゆ「社長…ねぇ、このまま終わらせちゃダメかな?体が限界なの…」

社「なーに言ってんのー❤みんな、可愛い❤可愛い❤ゆた子の事を待ってるんだから❤早くそのお顔を見せてあげなさい❤じゃあ、客席で見てるからー❤❤❤」

ゆ「社長…」

キ(やっぱり、依頼主アイツなんだろうな…)

キ「随分疲れてるようだな」

ゆ「誰?」

キ「名乗る必要なんてない、俺は殺し屋でお前は今から死ぬ、それだけの事だ」

ゆ「あら、やっと来たのね」

キ「?なんだ、随分落ち着いてるな」

ゆ「だって、この脅迫状出したのあんたでしょ」

キ「脅迫状!?俺はそんなもの書いたりしない、そんなのは二流のやる事だ!」

ゆ「じゃあこれは何?」

キ「僕だけのモノにならないのなら、お前を殺して僕も死ぬ?」

ゆ「随分と幼稚なことするのね」

キ「だからこれは俺じゃないって!あの社長が出したとかじゃないのか?」

ゆ「そんなわけない!!!!だってあの人すっっごくアホだから、こんなに漢字なんて書けないわ!」

キ「そうなのか…」

ゆ「さ、私は着替えるからあんたは後ろ向いてて」

キ「お前!そんなボロボロの体でまだステージに立とうっていうのか!?」

ゆ「お客さんの声を聞いてたら気が変わったわ、でも、これから私を殺そうとしてる人が随分心配してくれるのね、それとも何?私が先に死んだら困るから?あんたが殺す前に私が死んだら、あんたの今後の仕事に影響するからかしらニヒヒ←まじめにこんな顔してた

そっと銃をゆた子へ向けるキル

ゆ「冗談よ」

キ「お前、死ぬのが怖くないのか…?」

ゆ「どっちみち、私は一ヶ月後に死ぬ、病気なんだって」

キ「え…」

ゆ「だから最後に1曲だけ、1曲だけやらして、あんたが好きだって言ってた「もうバンドマンに恋なんてしない」を聞いてからでも遅くないんじゃない?」

キ「でも脅迫状があるんだぞ、もしステージの上で誰かに襲われたりしたら…」

ゆ「その時はあんたが守ってくれればいい、あんた、何か楽器はできる?」

キ「楽器…?ドラムなら…少しだけ…」

ゆ「決まりね!あんたは私の後ろでドラムを叩いて、私を守る、それでいいじゃない!」

キ「何を勝手に…」

ゆ「さ!行くわよ!スーパーアイドルゆた子のど根性見せてやる!!」


─────そう言って僕の手を掴んで走り出したゆた子の手は、少しだけ震えていた


※ここからアドリブスタート

03.もうバンドマンに恋なんてしない featゆた子 withキル(生ドラム)&社長(生ギターソロ)


演奏が終わり、無事に終了したと思ったその時、袖からナイフを持った人物が現れる

キ「あ!危ない!!」

すんでのところで止めに入るキル、フードを脱がす

キ「う、歌広場くん?!え、なんで、念の為殺ろしておこう」

歌「チーン😇🕊」

キ「ゆた子!もうこれで安心…ゆた子!!!」

泡を吹いて倒れているゆた子

社「ゆた子!?大丈夫!?あなた、楽屋へ運ぶの手伝ってちょうだい!!!!」

※足を持って背中から引きずるので痛いって聞こえた日もあった

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

────社長に言われるがままゆた子を楽屋へ運んだ。殺害予告を出したのがまさかの歌広場くんだったのには驚いたが、それよりも、必死の形相でゆた子を救おうとする社長の姿が引っかかっていた…

社「あの子を守ってくれてありがとう」

キ「どういうことだ?俺は…」

社「殺し屋、でしょ?キルって言ったら、闇の組織でもトップクラスの有名な殺し屋よ」

キ「どうしてそれを!」

社「あたしも伊達に業界長くないわ。でも、その有名なキルさんがなんでゆた子と一緒にステージに立っていたのか、ここにいるのかは分かってないけど

キ「組織を通じて、俺にあいつを殺せと言って来たのはお前じゃないのか!?

社「そんな事するわけないじゃない!!ゆた子は私の大切な存在よ!!ゆた子の為ならなんだってした!無理言って関係者に頭下げて、仕事が一段落したら治療に専念させてくれって、何度もお願いしたわ!!」

キ「でもあんなに現場を詰め込んでいたじゃないか!」

社「本人が望んだ事よ!!100%やりきらなきゃ絶対後悔するからって!お尻を叩いてでもやる気を出させてって!!それよりあなたがなんでここにいるの」

キ「じゃあ俺に依頼を出したのは一体誰なんだ…」

ゆ「わたしよ…」

社「ゆた子!!」
キ「ゆた子!!」

社「ゆた子!無理しないで!」

ゆ「依頼を出したのは私…なの…」

キ「どうして!殺されるんだぞ!」

ゆ「どうせ死ぬなら…最後に…好きな人にありがとうを伝えたかった…」

キ「俺に…?」

ゆ「数年前、私がストーカーに殺されそうになった事件があったでしょ」

キ「ああ、でも俺になんの関係が?」

ゆ「ガチャピンの着ぐるみで変装してた女性を助けた記憶はない?」

キ「まさか、あの時の子が…!?」

ゆ「震える私の肩に手を置いて、10秒経ったら目を開けろって言って去っていったわね、私はその約束を守らずにそっと盗み見みていたの」

キ「クソ!暗闇だったから油断した!顔を見られるなんて一生の不覚だ!」

ゆ「ずっとお礼を言いたかったのに、また助けられちゃった、アイドルとしてざまぁないわね」

キ「俺に…俺に何かできることはあるか…

そっと手を差し出すゆた子

その手を優しく握り、ゆた子の傍へ寄るキル

ゆ「私が死んだ後、私の事少しだけ思い出してほしいな」

そして、ゆた子は意識を失った

社「ゆた子ー!!」
キ「ゆた子ー!!」

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─────ゆた子のラストライブが終わった後連日連夜マスコミはおもしろおかしくゆた子の事を報道していだが、一ヶ月もすると、ゆた子の話題はどこにもなかった


ゆ「みんなー!!世紀のスーパーアイドルゆた子だよー!!ゆた子のアイドルとしての底力と、現代医療の技術なめんなっつーの!!!

と、言うわけで…


ゆた子生きてまーす!!!

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キ「もしもし?あー、あの殺しの件ですね、やりますやります、でも、これって期日とかなかったですよね?じゃあ、こっちのペースでやらしてもらうんで、はい、はい、失礼しまーす」


キ「ったく、組織もしつこいんだよ」

ゆ「あー!!!こんな所にいたー!!今日こそは私の主演映画、ゆた子VS貞子見てもらうわよー!!」

キ「何それ?つまんなそー!」

ゆ「あー!言ったわねー!!」

ゆた子、キルの背中へダイブ&おんぶ


─────俺の名前はキル、職業は…マネージャーへの転職を考えている…


04.幸せな歌


𝑭𝒊𝒏.