山行きたい~

田舎行きたい~

といつも思っているのですが

 

苦しくなると、広々とした

里山へ帰りたくなるのが性分です

 

幸せなことに、我が家から一歩でると

川があり、カモやシラサギがのびのびと遊んでいる

 

天気の良い日は遠くに山々が見える

冬の関東は快晴が多く、空気も澄んでいるのか

丹沢とか大山、そして富士が見える

 

いつも山々に応援されている気がしてならない

無条件の愛で存在してくれている気がしてならない

 

都市部なので交通量は多く、排気ガスも当然多いけど

人も多いし、家と家がくっついていて

家ばかりの住宅街には空地も公園も少ないけど

 

ちょっと頑張って足を運べば人工的な公園もある

手入れされているからフキをとるとかはできないけど

 

時間帯をずらしたり、週末をさけて平日に行動したりすると

人の多さを避けられるし、バスや電車が発達した便利な都市部

 

親子で大きく体調を崩して全員で何日も寝込んだ

苦しくて布団から起き上がれない日々

子どもたちは咳がずっと続いていて

呼吸するのが苦しそうだった

 

食べられないことで強制的なデトックス

 

「治る?」と聞かれ、治ることは確信していたけど

子どもには永遠に感じたことだろうな

 

ソファにゆっくり座る時間もないほど、時の流れが速く

分刻みに行動し、あそこへ連絡し、ここへメールし、

無理して買い物へでかけ…とそんな日々だったことに気付いた

 

どんなに口では分かったようなことを言っていても

行動が伴っておらず、強制終了

 

 

良かった~、体調崩してよかった~

 

学校からどう評価されるかとか

社会からどう見られているかとか

気にしていた自分、さようなら

 

長男はどんどん学校やデイが好きになっていって嬉しい

なんでこんなに苦しいの?と

家で世話するのが嫌で仕方なかったけど、

丸投げすることはもうない

 

わたしの変化によってか

体調を崩してからの長男はローテンションで

多動が減り、

落ち着いていて

 

こちらがハラハラしながら接することが減った

 

わたしの焦りと忙しさが原因だった?

 

休日に丸一日一緒にいても平気になった

すごいぞ、この変化は

 

知的障害はあっても、これだけ

落ち着いて過ごせていれば

一緒にいても安心できる

 

多動とハイテンションがおさまったのは

とてつもなく大きい

 

薬使っていません

でも、薬以外の全ての

リソースは使った気がする

 

目に見えるものから

見えないものまで

全ての力を借りた

 

次男にしても、相変わらず母子一緒の時間は長いが

やっと外出できるようになり

たまに登校し、友達と遊ぶ

 

やっとここまで来られた

 

小さいころの動画や写真をたくさん保存してあるけど

見返す暇もゆとりもなかった

 

いま、じっくり見てみたら

長男すごくかわいい

 

当時はかわいいと思う感情が湧かずに

大変だ、大変だ、どうしたらいい、

他人に迷惑かけていないか

行方不明にならないか

モノを壊して

ケガをしないかずーっと心配していた

 

実際、何度も警察沙汰で行方不明になったし

さんざんモノを投げて壊された

 

そういう悲惨な部分は動画に残っていない

わたしの記憶違いなのか?

狐につつまれていたのだろうか?

 

やっと長男を可愛いと思えるようになって

心から嬉しい

 

4~5歳の動画を観てももちろん可愛いと思うのだが

12歳の君はとてつもなく可愛い

 

毎日彼はわたしに「ママ大好き」といってくれるのだが

無表情で感情がこもっていないようにみえる

自閉症だからかな

 

でも、きっと本心なのだろう

わたしには伝わっている

 

いつだって一番会いたいのはママだし

いないとすごく困る存在なのだから

 

おめでとう、わたし

ようこそ、わたし

 

いつも見守ってくれる山々、ありがとう

そして、全ての存在に、ありがとう