卒業するまで
毎朝
聖書を読み、お祈りをし、讃美歌を歌った。
アホみたいだ。
ブランドで身を包み、
お酒と煙草とdragとsexとエゴが渦巻く塵界で、
今、その一瞬だけが全てだった。
お嬢様ぶって
とんだ偽善者面でキリストの前に立っていた。
神様なんていない。
キリスト教の授業を何十時間、何百時間と受けた私は
ずっとそう思っていた。
信じられるのは
自分と
家族と
限られた友人。
実に疲れる高校生活。
しかし、宗教音楽は好きだ。
特にJohann Sebastian Bach.
クリスチャンの学校を選んだのも、講堂のオルガンが気に入ったから。
ただ、それだけ。
15歳だった。
初めて聞いた、講堂の古いパイプオルガン。
bachのトッカータとフーガ。
強烈な旋律が頭から離れなかった。
子供の頃から音楽バカだった私は
入学して迷わずオケへ入部。
クリスマスにはメサイア...
罰あたりな人間だ。
そんな屈折した私が好きなbach,,,
久々に聞いた。
懐かしい
そして私の部屋にある、せめてもの良心。

God bless you.






























