FREAKS フリークス 能力者たち (2018) | KITの海外版映画DVD+Blu-ray

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政府が急に新型コロナウィルスワクチンの供給が間に合わないと言い始めた。当初の接種計画では10月に一般人を対象とした接種が始められたら良いのにね、くらいだったのが、5月の連休明けから急に8月から一般人も対象とした接種を始めると言い出したので、ワクチンの供給の目処がたったのだと思っていた。

 

政府としてはオリンピックまでにワクチン接種を出来るだけ終わらしてしまいたいという一心だったのだろうが、出たとこ勝負は良くない。ワクチンが足りないといっても、ファイザーとモデルナのワクチンの混合接種は現場が大混乱するので止めた方が良い。

 

[見所]

超能力者もののSci-Fiサスペンス。

 

超能力者がこの世に現れる。その爆発的超能力者故に、彼らは一般人類から恐れられ、迫害される。

 

ある廃屋に父親と少女が隠れ住んでいるのだが、彼らは超能力者で、超能力者狩りをしている政府機関の目から逃れるために隠れていたのだった。

 

しかし7歳半になった少女は、どうしても外の世界が気になって仕方が無い。

 

原題:Feaks (2018) 米国版Blu-ray

アメリカ・カナダ映画 105分(アメリカ劇場公開:20193.9.13)

邦題:FREAKS フリークス 能力者たち(日本劇場公開:2020.1.12)

ジャンル:ドラマ、ミステリー、Sci-Fi、サスペンス

 

監督:ザック・リポフスキー、アダム・B・スタイン

脚本:ザック・リポフスキー、アダム・B・スタイン

製作: ジョーダン・バーバー、ザック・リポフスキー、アダム・B・スタイン、ミッチェル・ワックスマン

製作総指揮:リック・アリヤ、エリザベス・コスタ・デ・ボーリガード、フィル・キム、M・アラン・スタイン

音楽:ティム・ウィン

撮影:スターリング・バンクロフト

編集:サブリナ・ピトレ

 

[出演]

エミール・ハーシュ(ヘンリー・ルイス、クロエの父親)

ブルース・ダーン(アラン、ミスター・スノーコン、クロエの母方の祖父)

レクシー・コルカー(クロエ・ルイス、7歳の女の子)

グレイス・パーク(セシリア・レイ、ADFエージェント)

アマンダ・クリュー(メアリー・ルイス、クロエの母親)

エイヴァ・テレク(ハーパー・リード、隣家の娘)

ミシェル・ハリソン(ナンシー・リード、ハーパーの母親)

マッティ・フィノチオ(スティーヴィン・リード、ハーパーの父親)

 

[ストーリー]

7歳半の少女クロエ(レクシー・コルカ)は、生まれてからずっと一軒のぼろ屋に父親ヘンリー(エミール・ハーシュ)と住んでいる。クロエは家から外に出ることどころか、目張りをした家の窓から外を覗くことさえ禁じられている。ヘンリーによると、外の世界には悪者が溢れており、クロエの命を守るためには仕方がないのだということだった。実際にはクロエは超能力者で、政府は超能力者を捕まえて、マドック・マウンテンにある収容所に収監しているのだった。

 

母がいないクロエが普通に暮らせるように、ヘンリーはクロエに社会常識について教育をしていた。しかし、クロエは外に出たくてたまらない。

 

ある日、ヘンリーが外に買い物に出かけたあと、腹に弾傷を負って家に帰ってくる。ヘンリーは傷の手当てをした後、疲れ切って寝込んでしまう。その隙にクロエは家から外に出る。外にはクロエがいつものぞき見ていたアイスクリーム屋のバンが止まっており、クロエはアイスクリーム屋の老人のすすめに従って、バンで公園に出かける。

 

実はバンの持ち主アラン(ブルース・ダン)は、クロエの母メアリー(アマンダ・クリュー)の父親だった。死亡してると思われていたメアリーは、マドック・マウンテンにある収容所に入れられているとのことだった。

 

[感想]

超能力者がその能力故に国家権力から迫害されているという設定はXメンと同じだが、超能力者たちも組織化されているXメンと違って、超能力者一家が政府に捕らわれている母親を取り戻そうとする話。

 

クロエを演じるレクシー・コルカの演技が自然で素晴らしい。

 

超能力者が超能力を使った後は目から出血するので、目から出血しているだけで超能力者をいうことが分かる。超能力者たちはこのことを逆手にとり、相手の目を傷つけることで、自分の敵を超能力者と間違えさせる。

 

[補足]

超能力が遺伝するものなら、親子で同じ様な能力を持っていそうだが、この一家は全員全く違った超能力を持っている。

 

ルイス一家の超能力については、話の進行に従って少しずつ明らかにされる。

クロエはテレパシーで人の心を操ることが出来、父親のヘンリーは時間を遅れさせる能力があり、母親のメアリーは空を飛ぶことが出来る。祖父のアランは透明になって姿をくらますことが出来る。

 

[おすすめ]

超能力もののではかなり出来の良い方。

ただ、少しずつクロエを取り巻く事情が分かってくるという前半部分はちょっとテンポが悪い。我慢してみていると後半になると話の展開が良くなる。

 

英語版劇場予告編: FREAKS (2018) Trailer | Imagine Film Festival 2019

 

[ソフト]

米国版Blu-ray

英語音声、英語・フランス語字幕

 

日本語版DVDが発売されているが、Blu-rayは未発売