チェンジリング (1980) 日本版Blu-ray | KITの海外版映画DVD+Blu-ray

KITの海外版映画DVD+Blu-ray

読書大好き、映画大好き、ガジェット大好きのおじさんです。輸入盤ソフト(Blu-ray, DVD)を中心に紹介していきたいと思います。

[見所]

ジョージ・C・スコット主演のホラー映画の傑作。

交通事故で妻と娘を亡くした作曲家で大学教授のジョン(ジョージ・C・スコット)はニューヨークからワシントン州シアトルに引っ越す。

ピアノを自由に弾くために、田舎の邸宅を借りたジョンだったが、そこには幽霊が住み着いていた。

 

原題:The Changeling (1980) 日本版Blu-ray

カナダ映画 107分(カナダ劇場公開:1980.3.28)

邦題:チェンジリング(日本劇場公開: 1980.8.23)

ジャンル:ホラー

 

監督:ピーター・メダック

脚本:ウィリアム・グレイ、ダイアナ・マドックス

原作:ラッセル・ハンター

製作:ガース・H・ドラビンスキー、ジョエル・B・マイケルズ

製作総指揮:マリオ・カサール、アンドリュー・G・ヴァイナ

音楽:リック・ウィルキンス

撮影:ジョン・コキロン

編集:リラ・ピーターソン

 

[出演]

ジョージ・C・スコット(ジョン・ラッセル、作曲家)

トリッシュ・ヴァン・ディヴァー(クレア・ノーマン、地元の歴史保存協会員)

メルヴィン・ダグラス(ジョセフ・カーマイケル、上院議員、富豪)

ジーン・マーシュ(ジョアンナ・ラッセル、ジョンの妻)

ジョン・コリコス(デ・ウィット警部)

バリー・モース(ペンバートン教授、超常現象研究家)

 

[ストーリー]

ニューヨークに住む作曲家のジョン・ラッセル(ジョージ・C・スコット)は、妻と娘と一緒に来るまで、休暇を過ごすために州北部に向かっていた。途中で車が故障し、ジョンは公衆電話で修理工場に電話使用とするが、その時大型トラックが乗用車に激突、車から降りていた妻と娘は乗用車にぶつかり死亡してしまう。

 

失意のジョンは、シアトルに引っ越すことにする。シアトルでは作曲を続けるとともに、大学で音楽の授業をすることになっていた。

 

時間に縛られる事なくピアノを弾きたいジョンは、郊外の一軒家を探す。地元の歴史保存協会の職員クレア(トリッシュ・ヴァン・ディヴァー)は、そんなジョンにぴったりの家を紹介する。その家は郊外にあるビクトリア朝様式の豪邸で、12年間誰も住んでいなかったが、管理人が家の世話を続けていた。

 

その屋敷は富豪で上院議員のジョセフ・カーマイケル(メルヴィン・ダグラス)の持ち家だったが、歴史保存協会に寄付されたものだった。

 

ジョンはその屋敷が気に入っていたが、2日続けて朝6時に30秒間大きな物音が屋敷に響き渡る。管理人はボイラーのせいだというが、どう考えてもボイラーの音だとは思えなかった。

 

ジョンが屋敷の玄関にいるときに、窓ガラスが中から粉々に割れて、ジョンの前に墜ちてくる。ジョンは窓ガラスが割れた部屋を探して階段を上がり、隠された屋根裏部屋を発見する。長い間誰も入ったことのないその部屋には子供用の車椅子があった。

 

[ストーリー]

いわくのありそうな古い屋敷に住むことになった作曲家のジョン(ジョージ・C・スコット)は、大きな物音や、ドアが開いたり閉じたりする不思議な現象に悩まされる。屋敷に住む幽霊がジョンに何かを訴えようとしていると信じ、屋敷を管理している歴史保存協会の女性クレア(トリッシュ・ヴァン・ディヴァー)と屋敷の過去について色々調べる。

 

ジョンは霊媒師の助けも借り、屋敷の幽霊の正体を知る。殺された上に財産の全てを奪われた彼はジ、ョン助けを借りて、復讐を果たそうとしていたのだった。

 

[感想]

古い映画なのだが、今見ても十分楽しめる。

 

ミステリー仕立てのホラーで、心理サスペンスとなっている。怖いシーンは少なく、謎解きとしても良く出来ている。

 

[補足]

作家のジョン・ラッセルのコロラド州デンバーのヘンリー・トリート・ロジャース邸での経験に基づいている。

 

[お勧め]

ホラーと言ってもおどろおどろしいシーンは無く、主に心理サスペンスなので、ホラーがあまり好き出ない人でも楽しめる。

 

英語版予告編:The Changeling (1980) Trailer

 

[ソフト]

日本版Blu-ray

英語・日本語吹替音声、日本5幕

 

Blu-rayなのだがリマスターではなく、DVDマスターからのブローアップのような感じ。ノイズやフィルムの揺れは少ないのだが、とにかく全体に解像度が悪く、ぼやけた感じ。音質は問題無い。