アメリカ映画
邦題:ザ・ギャンブラー/熱い賭け
ジャンル:ドラマ、犯罪、サスペンス
監督:ルパート・ワイアット
出演:マーク・ウォールバーグ、ブリー・ラーソン、ジョン・グッドマン、アンソニー・キーリー、ジェシカ・ラング、アルヴィン・イン、マイケル・K・ウィリアムズ、エモリー・コーヘン
[ストーリー]
カリフォルニア州で17番目に金持ちの祖父を持つジム・ベネット(ウォールバーグ)は大学の現代文学の准教授で、小説家としても売れている。しかし、彼は重症のギャンブル中毒で、韓国人リー(イン)の経営する違法カジノで大金を借金している。彼はスリルを味わうため、負けるまで有り金総てを賭けるため、負け続けている。リーから金を借りれなくなった彼は、ネヴィル・バカラ(ウィリアムズ)というやばい黒人の高利貸しから5万ドル借りるが、あっという間にすってしまう。全部で24万ドルの借金を背負ったジムは7日以内に借金が返済できないと自分の命が危ない。
祖父からは借金を断られ、母親ロバータ(ラング)に借金返済のため現金を貰うが、彼はそれもギャンブルで使い果たす。
[感想]
命の危険を感じたジムは最後の手段として別の高利貸しフランク(グッドマン)から大金を借りる。フランクから脅され、彼は教え子のカレッジ・フットボールのスーパー・スター、ラマール・アレン(キーリー)に7点差以内で勝という八百長ゲームを頼む。ジムはこっそりと別の教え子のテニスプレーヤー、デクスター(コーエン)にラスベガスで賭けさせ、金を増やす。
そしてジムは有り金総てを賭けて、リーのギャンブル場で一世一代の勝負をする。
マーク・ウォールバーグが金持ちの家に生まれ、何不自由なく育ち、ある程度成功した小説家で、大学の文学の准教授、裏の顔は重症のギャンブル中毒という難しい役をやるのだが、ミスキャストのような気がする。准教授という役柄は何とかこなしているが、ギャンブル中の緊張感がほとんど感じられない。
一番存在感のあるのは、高利貸しのフランクを演じるジョン・グッドマン(ビッグ・リボウスキー Big Lebowsuki 1998)で、なかなかうまい。
英語版予告編:www.youtube.com/watch?v=Y5gPQXbFs9Y
[補足]
ジェームズ・カーン主演の「熱い賭け The Gambler (1974)」のリメイク。
[ソフト]
米国版Blu-ray
英語音声・英語字幕
画質・音質とも良い
日本版DVD、Blu-rayは2015/6/24発売予定
英語・日本語吹替音声、英語・日本語字幕
![The Gambler](https://stat.ameba.jp/user_images/20150510/20/916wbk/e1/d3/j/t02200273_0800099313303046518.jpg?caw=800)