こんにちは。
いつもご来訪、イイネ、コメントをありがとうございます。
kazuのパートナー、ひーくんです。
今朝、5時くらいに帰ってきました。
事の起こりは先々月の半ば。
友人Sから連絡が来ました。
共通の友人Hくんが入院していると・・・。
医者の診立てでは早ければ夏を越せない。越せても来年の桜は見れないそうです。
H君と最後に会ったのは10年くらい前。
彼の住んでいるのは山梨県甲府市。
近い場所ではないです。
なかなか予定も合わなくて、最近はメールで連絡を取り合うくらいしかしてませんでした。
そのメールも最近はめっきり減っていて。
けっこうちゃんとした文章を送って来る子だったのに、最近は誤字・脱字が多くておかしいなとは思っていたんです。
数年前に重いものを持てなくなったり、筋肉が痙攣するようになったので、近所の医院に行ったら大きな病院への紹介状をもらい、それで病気が発覚したそうです。
ショックを受けたH君はボクに連絡しようと思ったらしいのですが、ちょうどそのころにアキラ君が亡くなって、ボクが落ち込んでたので言い出せなく、次に連絡しようとしたときにはkazuが亡くなってどん底に落ち込んでいたので言い出せなかったのだとか。
それで周囲にも知らせずに闘病生活をしていたのだとか・・・。
刻一刻と症状が悪化して行き、1年ほど前に入院となり、さらに病状が悪化したときに、共通の知り合いのSに連絡を取って、ボクに会いたいとリクエストしたそうです。
それで今回の甲信旅になりました。
H君の病気とはALS。
約20年前にフトシ君がALSで亡くなっていて。
その病状も知っているし、辛さも知っています。
まして元気な時を知っている人だけに、この病気にかかったらその変わりように落ち込まずにはいられません。
知人でさえそうなので、家族の心痛は計り知れません。
正直言って彼の衰弱した姿を見に行きたくなかったので、年度末の忙しさや宿が取れそうにないなど適当な理由をつけていたのですが、宿はSが紹介してくれて、面会予約も取ってくれて。
何より、SにH君がボクに会いたいと泣いていたので無理をまげて来てほしいと言われて決心をしたのが10日ほど前でした。
こちらの共通の友人、T君と一緒に行くことにしました。
つづく