若いころは11時を越せば空腹を感じて、麺か餅か茶漬けでも食べたくなったことを思いだす。大抵は夕食時に酒を飲みご飯を十分食べていないこともあっただろう。いまは三食を規則正しく食べているから、夜食の時間でも別に欲しくはない。高齢の健康管理面からも道理に合っていることは理解できる。
しかし一抹の物足りなさと寂しさは残る、老いると言う意味を確認させられるようだからだ。では敢えて何か食べてみてはと思っても、やはり面倒だし食いたくもないから好い加減でもある。人生は気持ちも身体もほどよくバランスよく老いることが一番いいと思う。あまり老いたと思わず、それでも若いとも思わないほうが良い。齢は齢だし、心は心、身体も身体と思えば気も楽になる。
それが高齢者の悟りかも知れないが、決めつけない方が自然のようだ。