戦前までは兄弟が数人は普通で十人近い家庭も珍しくはなかった。
男は病気で早死にしたり兵隊で戦死して欠けることが多かった。女性の姉妹は揃って丈夫で長生きすることが多く、夫に先立たれた三人姉妹が同居し助けあって暮らす話も多い。
そんな姉妹はたいてい一番下の妹が世話役を努めることになる。三人のなかで長女は子供時から大事にされ、次女三女より幸せ度は多かった人が多い。三女は姉を世話し大事にするための貧乏くじを引くが、姉は大らかで有難味に無神経な人も多い。
個人差はあるがどうも長女の姉には、目に見えない徳が備わっている気がする。
身近な所で感じたことなので一般的でないとは思うが、長女や長男には生まれつきの徳があることを否定できない。自分自身が次男の所為だからかも知れないが、ひがみでなく徳は長女長男の心の中が住みやすいらしい。