今日は気温がぐっと下がって
冷たい雨ふりの5月初日になりましたね。
最近、古内一絵さんの
『マカン・マラン』
を読みました↓↓
物語の舞台はマカン・マラン
(インドネシア語で “夜食” の意味)
という小さなお店。
夜間のみ、きまぐれに開店し
ドラァグクイーン(女装パフォーマー)である
シャールが経営している
知る人ぞ知るお店。
シャールの作るお料理は、
新鮮な食材を使って疲れた体を癒し
新陳代謝を高め、
明日への活力が得られるような、
そんなお料理で
訪れる人々を勇気づけます。
特に第一章「春野菜のキャセロール」は
春なのにとても寒い、今日のような日に
ピッタリの物語です。
“熱いから、器にはふれないでね”と出される
春野菜のキャセロールが
美味しそうで美味しそうで。。
“キャセロールっていうのはね、
北米の家庭料理なんだけど、
本当は暖炉で作る料理なの。
今夜は寒いから、
丁度いいでしょう”
(本文より)
架空のお店だけど、
私も食べに行きたくなる♡
私たちの体は食べるものでできているから
丁寧に作られたお料理で元気になる
というのは、本当にそうだよなぁと思います。
この本は、そんなことを思い出させてくれる
とても食欲をそそる本でした。
とてもオススメです!
最後に、これまた本文より、
心に栄養をくれたお言葉。。
“どんなに色々なものが
足りなくたって、
誰もが自分の人生の女王様よ。
あたしもそう。
もちろんあなただってそうよ”
シリーズで4冊出されているので
また続きも読んでみたいです。
KANA