キミ・ライコネン 公式サイト


Scuderia Ferrari Formula 1 Club



キミ・ライコネン(30歳)はF1に9年在籍しているが、来年の契約を結んでおらず将来が未確定のままである。

1年早くフェラーリを去ることを決めたライコネンは、先週末のシーズン最終戦のアブダビでスクーデリアに別れを告げた。しかし、彼がF1に別れを告げたのかどうかは依然として不明である。

撤退発表前のトヨタからのオファーを拒否したライコネンは、ワールドタイトルを獲得できるチームでなければ走らないと何度も述べている。さらに具体的に言えば、彼はマクラーレンにしか移籍しないだろう。

彼はマクラーレンと交渉しているが、報道によるとライコネンの年俸要求により、交渉は行き詰っているという。

しかしこれら報道にもかかわらず、2007年ワールドチャンピオンは、将来について全く心配していないようだ。

彼は自身の公式ウェブサイトで「F1にもう9年も在籍しているなんて信じられない」と書いている。

「レースやチャンピオンシップでまた優勝したいというモチベーションがとても高い。トップ争いができるマシンを用意してくれるチームで走れる場合のみF1に残留する」

「どうなるか様子を見よう」


ライコネンは、ラリー参戦や1年間の休暇も選択肢であると述べているが、給油禁止を含む新しいF1の規約に取り組みたいと語っている。

「何週間も前からフェラーリがしているように、誰もが来年に集中できる。来年は違うだろうか? 少なくとも来年はあまり大きな変更はない」

「給油禁止と小さいフロントタイヤが主な変化だ。燃料をたくさん積んだマシンは、レースのスタートではドライブしづらいので、タイヤ温存が重要になるだろう」

「予選は以前のように少ない燃料で走ることになるので、もっと楽しくなるだろう」



古巣マクラーレンですか?


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キミ・ライコネンが、フェラーリのオフィシャルサイトにあるブログでフェラーリに別れを告げた。


「これが最後だ。僕のフェラーリでのストーリーは先週日曜日にアブダビで終わった。“赤”によって僕は夢のひとつを叶えたけど、今は前を向いて、新しい挑戦を待っている。確かなことは、僕がたくさんの非常に素晴らしい思い出のあるマラネロを離れるということだ」

「3年間、僕は9つのレース、ドライバーズタイトルに買ったし、2度のコンストラクターズタイトルの勝利に貢献した。フェラーリで多くの友人ができたし、一緒に素晴らしい時を過ごした。確かに今年は期待していたようにはいかなかったけど、レースの世界では、少し悪い一年になることは良くあることだ。パッケージはコンペティティブではなかったけど、それでも僕たちはマクラーレンにたった1ポイント差で4位になることができた。クルマには問題があったけど、スパでの勝利をはじめ、僕たちはいくつか良い結果を持ち帰った。チームはシーズンへ悪いスタートをしたあと、対応するためのノウハウを証明した」

「アブダビはうまくいかなかったけど、ポイントを獲得するのが難しいことはわかっていた。サーキットは多くのコーナーがあって、僕たちにはダウンフォースとグリップが欠けていた。さらに僕たちは縁石にも問題を持っていて状況はさらに悪化した。11番手からスタートして12位にフィニッシュしたので、なにも言うことはない。サーキットの建物は息をのむほどだったけど、トラックはあまりオーバーテイクの可能性はなかったし、最終的にレースはパレードのようになった」

「今はみんなが完全に来年に集中している。フェラーリがすでに数カ月間しているようにね。さらに変わるだろうね。給油は禁止されるし、フロントタイヤは狭くなる。でも、今年ほど過激ではないだろう。レーススタート時に満タンでドライブするのはかなり難しいだろうし、タイヤにあまりストレスをかけないことが重要になる。Q3でほぼ空タンでドライブするので、予選はもっと楽しくなるだろう。僕は今、F1で9年間レースをしてきた。まだレースとタイトルに勝ちたいけど、僕が勝利を争うために使えるクルマが保証されるチームを見つけられたらF1に残るつもりだ。数週間で何が起こるかみてみよう」



シーズン半ばから捨て気味だったフェラーリとしては致し方ないのかもしれません。


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フェラーリは、F1アブダビGP決勝レースで、キミ・ライコネンが12位、ジャンカルロ・フィジケラは17位だった。

フェラーリにとっては厳しいシーズンだった。F60のパフォーマンスはお世辞にも良いとは言えず、フェラーリはシーズン半ばに開発をストップ。F60の難しさは、負傷したフェリペ・マッサの後任として参戦したルカ・バトエル、ジャンカルロ・フィジケラのパフォーマンスでも明らかだった。

しかし、そんなF60でキミ・ライコネンは優勝を含めて48ポイントを獲得。最終戦でのポイント獲得は果たせなかったが、改めてその実力を証明し、ドライバーズランキング6位でシーズンを終えた。

フェラーリはコンストラクターズ4位。来年は、フェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサのコンビでチャンピオン奪還を狙う。

キミ・ライコネン (12位)
「僕たちがここで競争力のあるクルマを持っていないことはわかっていた。確かに良い週末ではなかったけど、自分達を非難することはないと思う。僕たちはぎりぎりまでパッケージの最大限を引き出した。スタートはトラックが少し滑りやすかったし、小林にポジションを奪われた。今日、彼は非常に速かった。そのあとブラウンの2台が最初のピットストップのあとに僕の前で戻ってきたとき、僕たちのレースは妥協を強いられてしまったし、ポイントフィニッシュすることは不可能になった。フェラーリでの最後をこのような結果で終えることは残念だけど、今年の僕たちは、僕が望むようなすべてのレースで勝利のために闘うポジションにはいなかった」

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ジャンカルロ・フィジケラ (17位)
「このように3位を逃してしまったことに落ち込んでいる。でも、チームメイトが12位だったことからもわかるように、今日の僕たちのペースはそれくらいのものだった。いつものように全力を尽くしたし、良いレースができたと思っている。ドライブスルーで第2スティントが妥協を強いられてしまったのは残念だ。良いスタートをしてグロージャンをパスすることができた。そのあと彼はシケインをカットして再び僕の前に出てきたけど、そのあと彼はコーナーをうまく通過して、僕は得たものを取り戻すことができた。ポイント面でチームに貢献できず、僕の価値をあまり示すことができなかったことを申し訳なく思う。残念なことに、F60は特に予選でドライブするのがとても難しかったし、後方からのスタートは常に大きなペナルティだった。今は将来について考えられる時がきた。チームでレースをドライブできるかはまだわからないけど、確実なことは僕はフェラーリのドライバーだということだ。それについては満足している」



標準化したら意味ないんじゃない?各車に個性があるからバトルになるんだろうが?

同じするんなら、GP2にすべきだろって!


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F1チームは、2010年にKERSを使用しないことで同意しているが、2011年から標準KERSが導入かれる可能性がある。

2009年からF1に導入されたKERS(エネルギー回生システム)は、シーズン前にはエネルギー消費量の高いF1において環境に配慮したソリューションであると称賛されていたが、2009年の最終戦アブダビGPでKERSを搭載するのはわずか2チームというのが現状だ。

2010年のレギュレーションでもKERSは認められているが、FOTAは来年KERSを使用しないとの紳士協定を結んだ。

だが、ドイツの“Auto Motor und Sport”は、KERS廃止が短期間になりそうだと主張している。

同誌によると、フェラーリのKERS部品のサプライヤーであるMTSとサフトが、2011年に200万ユーロ(約2億7千万)で標準KERSを供給する準備をしていると報じていている。

今年、F1チームはKERSの開発に数千万ユーロを投入したとされており、ウィリアムズはフライホイール式KERSを開発するためにオートモーティブ・ハイブリッド・パワー社を買収している。



トヨタ?あまりイメージにないのと、撤退はしないのか?


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トヨタは、2010年のレースドライバーとしてキミ・ライコネンと交渉していることを正式に認めた。

トヨタのジョン・ハウエットは、ライコネンがトヨタにうまくフィットすると信じている。

「我々はあまり多くの駆け引きはしない」とジョン・ハウエットは語る。

「余裕のある条件をテーブルに乗せたし、我々の考えていることは、現在のマーケットにおいて真剣なオファーだ」

「我々は彼とうまく働けると本気で考えているし、彼に速いクルマを与えられると思っている」

「ラリー時代もスカンジナビアのドライバーたちとは非常にいい関係を築いてきた。楽しい期間だったし、非常に上手くやってきた。チームとして取り組んでいけるはずだ」

ライコネンは今シーズン限りでフェラーリとの契約を終了しており、2010年の行き先についてはマクラーレンが有力視されているが、ライコネン自身はすぐに優勝を争えるのであればF1に残ることに興味があると語っている。



フェラーリはライコネン頼みです


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キミ・ライコネンが、6位で終えたF1ブラジルGPを振り返った。

キミ・ライコネン (フェラーリ)


まず始めに、チャンピオンシップに勝ったジェンソンを祝福したい。彼が今どんな気分かわかっている。彼は7戦6勝という素晴らしいシーズンのスタートをきったが、後半は彼にとってかなり難しかった。でも、チャンピオンシップは3月から獲得したポイントによって決定するし、彼は他の誰よりも多く獲得した。

今年、僕たちにはワールドタイトルを戦う見込みはなかった。

僕たちには全てのレースで勝利を争うのに相応しいパフォーマンスがなかった。期待していたようにブラジルでも困難な週末を過ごした。でも、1周目に起こったことがなければ、3位表彰台は獲得できたと思う。金曜日のプラクティスセッションでグレイニングの問題があったけど、なんとかクルマのセットアップを改善することができて、レースでの僕のラップタイムは競争力があった。雨が降ったとき、予選はくじ引きに変わった。僕たちは週末にわたってウェットタイヤでとても速かったし、僕は常にトップ3にいた。インターミディエイトではいくつかグリップを失って難しくなった。それでもスターティンググリッドで5番手を獲得することができたし、それはレースに向けて良いポジションだった。良いスタートがきれたし、周りはハード側のコンパウンドだったけど、僕はソフトタイヤという事実からも利益を得た。3コーナーをうまく抜けて、KERSの利益でウェバーにアタックしようとした。彼は突然レーシングラインを変えて、考えられる前に芝生に2つの車輪が出て、フロントウィングにダメージを負ってしまった。その時点でトップ3という僕の望みは煙となった。

ピットに戻って、1ストップに戦略を変えた。ピットレーンにいる間に、僕の前でヘイキのマシンにホースが刺さっていて見えて、燃料が出ていて、僕の目に入りさえした。僕は一瞬炎に包まれた。マシンを降りつために止まりそうだったし、それが終わっても目が痛かった。

残念ながら、レースの前半はずっとグロージャンの後ろで動けなかった。彼がピットストップしたとき、自由なトラックを得られた。全体的に、起こったことを考えれば6位は良いリザルトだ。レースで僕たちの後ろからスタートしたマクラーレンに対してポイントを失ったという事実は好ましくないけどね。今、僕たちはランキングで1ポイント後ろにいる。アブダビでは何が起きてもおかしくないし、3位を獲得するために全力を尽くすつもりだ。



マクラーレンでほぼ決まっているんでしょう。

オプションなどの詳細の詰め作業中と思われる。


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フェラーリのキミ・ライコネンは15日(木)、来年引き続きF1でレースするための新たな契約にはまだ調印していないと語った。


2010年にフェルナンド・アロンソ(ルノー)がフェラーリに加入するため、元々の契約を1年早めて跳ね馬を去ることにしたライコネンはマクラーレン復帰のうわさがささやかれている。

2週間前にはトップチームのシートに座ることを条件にF1にとどまる可能性もあれば、ラリーに転向する可能性もあると認めたライコネン。


「僕が望めばF1にとどまれることは確かだけど、馬鹿げた契約を交わすことには何の意味もないから、自分にとって最良の選択が何なのか、様子を見ている」と語ったライコネンは次のように続けた。

自分がそうしたいと思った時に決める」


E.A. © CAPSIS International
Source: GMM
Jim
RACING-LIVE Japan



なんという後ろ向きな発言


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今週末のブラジルGPはキミ・ライコネンにとって今まで以上に重要な意味があるグランプリとなる。2007年にフェラーリに乗ったライコネンはインテルラゴスで逆転チャンピオンになったが、そのフェラーリとの関係も残りわずか2レースとなるからだ。また、今週末は、個人的な祝い事もあるという。

2009年もあと数戦となったが、ドライバーズ選手権ではハミルトンがライコネンを急激に追い上げる一方、マーク・ウェバーとの間でも激しい選手権4位争いをしている。コンストラクターズ・タイトル争いもマクラーレンが3位のフェラーリを追い続けている状況だ。

「このトラックが僕のキャリアのなかで最も素晴らしい記憶にあるのは疑いようがない」とキミは説明する。「2年前、ここブラジルでドライバーズ・タイトルを取った。でも、ここでは何回もうまくやれることができていて、5回も表彰台に立っている」

「表彰台が目標だけど簡単ではない。レースごとに徐々に難しくなってきている。というのは、ほかのチームは継続してクルマの開発を続けている間、僕たちのマシンはここ数カ月、同じクルマだから。僕たちは、完璧でなければならないし、ライバルが弱みを見せた時に利益を得なければならない」


厳しいバトルがトラックで続くが、一方でライコネンは自宅に戻ってからエンジョイすることを楽しみにしている。「土曜日に30歳の誕生日を迎えるんだ」と話し「表彰台を得ることができたら最高のプレゼントだね。でも、ライバルが何か貢献してくれないと無理だ。誕生パーティーはヨーロッパに戻るまで待って、友人と家族と一緒に祝うつもりだ」



もはやホンダの後ろ盾のない琢磨を雇うだろうか?

ALMS あたりでアキュラブランドからレースするのが無難では?


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佐藤琢磨が、2010年シーズンへの展望を語った。

お元気でしたか?
元気ですし、体調もいいです。いつでも準備できるようにたくさんトレーニングしています。鈴鹿にはヘルメットを持ってきました。家族過ごす時間があるのは素晴らしいけど、レーシングができなくてとても寂しいです。もちろん、今シーズンの初めはほぼレースができそうだったわけですし、決定がとても遅くなって、そのときにはすべてが終わっていました。今でもF1への復帰、または参戦できる他のハイレベルなモーターレーシングを必死で探しています。それが主な目標です。

来年についてはどうですか?
話はしている。今のF1では、ビジネスやすべてのことを予測するのが難しい。もちろん新チームの参戦は大きなチャンスですし、既存チームにももちろんチャンスはあります。本当に誰とでも話をしているし、F1だけでなくあらゆる可能性を探っています。来年の選択肢はいくつか持っていなければならない。1年半もレースから遠ざかっているのは長すぎるし、僕にとっても限界ですよ。半年くらいのブランクだけだったら、F1に集中していても問題はない。去年がそうでした。冬期テストに参加して完璧にうまくいったけど、そうはならなかった。とても不運だったと思うけど、諦めるつもりはありません。ほんとうにありとあらゆるドアをノックしるし、来年いくつかのドアが開けばとても嬉しいですね。

インディカー・シリーズを観戦するためにもてぎに行きましたね?
うん。インディ500にも行ったし、可能性はあるけど、僕はやっぱりの最高レベルで戦いたいし、それが目標です。僕にとってF1はやりかけの仕事なので、復帰したいし、競争力のあるパッケージをドライブしたい。僕には今、経験もあるしスピードもある。本当にそれができると思っています。今週末はとても辛かった。たくさんの思い出がある鈴鹿に来てレーシングができないのは苦しいです。でもパドックから少し長く離れすぎていたし、知り合いや影響力のある人たちと話す必要があると感じています。

F1への情熱はまだあるのですね?
もちろん、100%ありますよ。F1は僕がいた場所ですし、心の中にあります。でもさっきも言ったように、自分だけでは決められれない。たくさんの要素が関わっています。来年、望み通りに進まない場合は、他の選択肢を探さなくてはなりませんけど、今はプッシュする必要があるときです。うまくいかなくても、続けなくてはならない。ドアが100%閉じてしまうそのときまでは、そのドアを押し続けるつもりです。

経験を持っていることはチャンスに役に立つと思いますか?
そう思っています。最近のF1では経験が間違いなく役に立ちます。だから、僕にもチャンスがあると思っています。

以前にあなたがチームの一員だったブラウンの今年の成功についてどう感じていますか?
冬期テストで短い準備期間しかなかったという点で、彼らは印象的な仕事をしたと思うし、あのような信頼性とスピードでレースをしている。スピード面についてはわかっていました。なぜならスーパーアグリの頃から長い間開発していたのわけですからね。クルマが本物のチャンピオンシップマシンだったことがわかって、ホンダの人たちは満足でしょうし、それは良いことだと思います。彼らがもう関係していないのは残念ですが、チームとして彼らは素晴らしい仕事をしたと思います。

ホンダは、ブラウンの優勝を見て、撤退を後悔するのではなくむしろ誇りに思っていいと思いますか?
誇りに思っていいと思います。ホンダはずっとそういう会社だし、そう信じたいですね。スーパーアグリとしても誇りに思っています。重要なデザイナーやエンジニアの多くがすでにホンダに統合されていて、特に2009年の規約に合わせて、お互いにマシンの開発で協力していました。それが大成功しました。そういう意味では正しいことをしていたと思うし、僕たちがここにいないことは本当に残念です。

あなたはジェンソン・バトンと一緒に仕事をしていました。今シーズンの彼のパフォーマンスをどう思いますか?
強いマシンを与えられたとき、彼の能力を疑う人はいませんでした。2004年の僕たちは競争力があったし、スピードを示していた。彼の強さのひとつは一貫性ですし、彼はまさにそれを証明しています。

チームメイトとしてはどうでしたか、厳しいチャレンジでしたか?
チームメイトは間違いなく良いライバルですが、チームを一緒につくりあげる必要があるので、だからすべてを共有しなければならない。その点では、僕たちはうまくやっていたし、何の問題もありませんでした。

もしF1でレースできない場合、何をしたいですか?
それについてはあまり考えたくないです。でも、アメリカは僕が進む大きな選択肢のひとつです。でも、(F1で)すべてが閉ざされるまでは、(F1以外で)何をしたいかについて話したくないです。