不器用だけれどしらけずに
純粋だけど無垢じゃなく
上手なお酒を飲みながら
一年一度酔っ払う

昔の友にはやさしくて
変わらぬ友と信じこみ
あれこれ仕事もあるくせに
自分のことはあとにする

ねたまぬように
あせらぬように
飾った世界に流されず
好きな誰かを思い続ける

時代おくれの男になりたい

目立たぬようにはしゃがぬように
似合わぬことは無理をせず

人の心を見つめ続ける
時代おくれの男になりたい



河島英五/時代おくれ