なんで無治療で無増悪なんですか?
というようなことを聞かれることがあります。
私本人が何故だかわかりません!
わかれば、そんなにいいことはありませんが
謎です。
でも、ひょっとしたらこうなのでは?
と思い当たる節があります。
あくまでも私の場合で、素人考えです。
以前に
放射線治療によって
免疫が活性化し転移している他のところまで
攻撃してくれることがある。
みたいなことは聞いたことがありました。
正式にはアブスコパル効果というようです
自分にあてはまるとすれば
これでは?と思います。
私は骨転移に対して
放射線治療をしました。
その直後に腹膜播種がみつかりました。
1ヶ月で軽く1cm以上大きくなる
スピードをもった強烈なヤツ。
もともと、ROS1は融合タイプなので
スピード感満載なのですが。
右の腰あたりに異物がある感じで
痛みがあり
仰向けに寝ることが難しかったです。
今でも違和感はずぅっと残ってますけどね。
それからエヌトレクチニブの治験開始。
飲み始めて、次の日から痛みが
軽減するのがわかりました。
お!これは効いている!
明らかに実感できました。
それぐらい、私にはエヌトレクチニブが
ハマりました。
服用始めたのちの
最初のCT画像では
がんはほとんど確認できなくなりました。
免疫系はがんを認識しているが、強烈なのでやっつけれなかった。
↓
ところが分子標的薬による強烈な腫瘍縮小!
↓
そこにアブスコパル効果が重なって
小さな小さな腫瘍を免疫がやっつけてくれた!
と、超都合のいいふうに捉えています。
それが数値でも証明されている気がします。
私の場合はCEA、シフラともに
がんが増悪してもそんなに異常値になりません。
いつも反応するのはCRPです。
がん発覚時の
めちゃくちゃ悪いときでさえ
CEA、シフラともに一桁でした。
とはいえ、めちゃくちゃ効いていた
エントレクチニブ服用中でさえ
異常値をいったりきたりでした。
エヌトレクチニブの見えない副作用で
私の場合は白血球減少がありました。
ところが、心不全になり休薬したおかげで
白血球等、免疫系が復活し始めるのに
比例するように
CEA、シフラが自然に下がり始めたのです。
今は1を切ったりするほどです。
最近のデータがこちら
あくまでも仮説というか 推測というか
素人考えです。
みんなに当てはまるわけではありません。
ですが、何かの参考になればと
長々と書き込んでみました。
骨転移の場所 胸膜播種の場所
もともと原発だろう左肺門部付近
縦隔付近 頸部リンパ節付近等々
いつもズキズキしたり
痛かったり。
治ったわけじゃないのは
自分自身がわかっています。
ですが
ずっとこのまま大人しくしてほしいです!

