もうすぐでお家へ到着。
帰りの電車の中で
自分が聞いた学会の内容を↓↓


2日目

がんゲノム医療

けっこう先生のグチ。
ある意味、人間味があってよかったなー。
実際にみんなに治療として届くにはまぁだまだ。
現場のスタッフも混乱している状態。
取り組む方法だけが先に決まった感じ。

ゲノム医療を行う病院は
まず  がんゲノム医療中核拠点病院  があり
そこが連携病院に
そのノウハウ等連携病院にやり方などを教える。
最初からするのでは、いくら時間があっても足らない。

遺伝子パネル検査の早い保険収載が目標

国は遺伝子検査が最優先
今の患者さんに対する治療のことは
考えていない?ような内容。
ようするに、検査であなたはこの遺伝子異常ですよ
とわかっても、その後の治療が無いことが多い。

検査をして治療に使えるのは10〜15%
治験は本当に効くかわからない(治験なので当然?)

遺伝子の配列の異常を調べる

がん遺伝子検査は大変!だが
遺伝子解析技術の進歩している
⇨1日、10万ぐらいで検査できる

京大病院における
がんクリニカルシークエンス
臨床実装を目指す?

混合診療ができないので
せっかく遺伝子検査して
使える薬があっても自費診療だったりすることも

いきなり中核拠点病院に指定されても
がんクリニカルシークエンス??
オンコプライム??
現場の職員でも、まだよく知らない

何度も言うようだが
検査しても検査結果だけ聞いてもしょうがない
それが治療に活かせるかが課題

日本の医療制度
がんゲノム検査の対象

原発不明がん
希少がん
標準治療不応のがん

適応外の薬が使いたいとなると
アメリカでは条件が合えば無償で使える
日本は臨床試験じゃないと無理

今後をよくするには
患者目線で患者が声をあげないといけない

3日目

ガイドラインができるまで
私の通っている先生がお話。

最初は使い物にならなかった
2年ごとの更新
証拠に基づいた医療
EVM  エビデンスベースメディスン

ウェブ版で早く患者に必要なものを届ける

2013年から悪い研究結果でも必ず論文化

海外のデータが必ず日本に当てはまるとは限らない

先生のスロットマンとの闘いの話が面白かった。

2014年からの大原則
QOLがいいものを先に使おうと変わった
なので、分子標的薬⇨細胞障害性抗がん剤の順に。

ガイドライン作成のためのガイドラインがある

クリニカルクエスチョン
臨床的疑問

エビデンス(証拠)とは
主に?前向き研究をピックアップ

治験は3階建
1相  至適投与量を決定する
2相  その投与量で人を増やす
3相    偽薬(プラセボ)と治験薬の比較

新しいお薬に求められるもの

効果が高い
効果が同等で副作用が少ない
効果が同等で簡便等

エビデンスのレベル分類
推奨グレードの決め方など
より患者にとっていいよう改訂されている

ガイドラインはウェブ版が見やすい

肺がんの人は
2017年版バージョン1.1を見よう!



帰りの電車の中で、愛妻が買ってくれた
シャツの襟に紙が入っているのに気づく…
どうりで、今日一日首が暑いわけだ´д` ;

もうすぐで到着。

明日は思い出を書こうかなー